オカダさん
オートバイのことについて
20代のほとんどをYAMAHA SR400 というオートバイに跨って過ごした。 生活の中心はオートバイで、遠くまで走ればそれは旅になった。 日帰りツーリングがテント泊になり、果ては3ヶ月ほどかけて全国を周ることになる。オートバイを買ったときには想像もしていなかった。 時々考える。なぜオートバイで旅に出たのか。 漠然と「楽しいから」だったのだが、客観的に考えると辛いことばかりだ。排気ガスを吸い、雨が降れば濡れ、日が照れば目まいするほど暑く、肌は焼け、寒さに震えて道に迷いその日
ティラミスが好きでちょこちょこ買い求めたり作ったり。 最近は本格的な作り方がネットで簡単に見つかる良い時代になりました。 図書館通いをしなくて済むのはありがたいような、物足りないような。 手軽に作れて美味しいティラミス。 お菓子作りに慣れていない人でも比較的簡単に作れるのでカフェなどでも定番のメニューですね。その分「心から美味しい!」と思うティラミスに出会うことも少なく、コンビニスイーツで十分だな…と思うことも多々。 今回はちょっと手をかけて、満足度の高いティラミスについ
年末年始バタバタしていて書くこともままならず、前回の投稿から間が空いてしまいました。不定期なnoteですが今年もよろしくお願いします。 1月も中を過ぎてしまいましたが、計画は大事なので今年の抱負を。 今年の抱負 ・有益な発信にする 具体的に役に立つ情報をレビューすることや、使えるレシピを共有すること、読むことで少し気持がゆるむ文章を書く、など目的が明確で無益でないものをnoteに書きたいと思います。いたずら書きにならないように。 ・複雑な味に挑戦 少量生産の強みはこだわ
材料に対して大切にしていること。 なかなか説明が難しいです。 今回は絞って書いていきたいと思います。 ■危険でないこと 安心安全な材料、と言いたいのですが、安心も安全も定義がとても難しいです。 最近話題のネオニコチノイド系農薬や古くはポストハーベスト農薬。輸入レモンの防カビ剤、飼料に使われる大量の抗生物質や環境中のダイオキシン、はては60年代の大気圏核実験で放出された放射性物質に至るまで、私達は危険と言われる様々なものに晒されて生きています。 これらを危険と考えるかどう
お菓子作りで大切にしていることの一つに レシピを選んだ理由 があります。 たとえば パウンドケーキを作って売るとしたら… ① 店頭で注文を受け飲み物と一緒に提供する場合 ② 個包装にして陳列販売する場合 同じレシピで作り、同じものを提供しても何の問題もありませんが、せっかくの機会を失っているような気がします。 ① の場合、個包装用のように保存性に重きをおかなくてよいわけですから、どっしりしっとりした作りにする必要はないので… ジェノワーズ生地にして軽さを出し、扱いにく
きれいに型から抜くことを 目指したプリンの配合です。 ■プリン生地分量 (Iwaki耐熱プリンカップ 150ml×3個) 牛乳 200ml きび砂糖 50g 全卵 2つ 卵黄 1つ バニラビーンズ 半分orバニラエキストラクト30ml ※全卵は一つ 50g 卵黄は 20g を前提にしています。 平飼いの卵は大きさのバラつきが大きめなので、小さめの卵と大きめの卵を合わせるなどしてください ■カラメル グラニュー糖 50g 水 大さじ1 ※事前に小鍋などで作っておき、型の底
初めて本格的なお菓子作りをしたのは高校生の時でした。 お金がなければ作れば良い。 スローガンのようですが、裕福でなかったことをきっかけに、自分でやればできそうなことに片っ端から手を出し始めたのがこの頃でした。 ガトーショコラの作り方を覚えたものの、自力で作るとなると当時は材料費がかさんでしまい、これでは本末転倒だ!と、お菓子作りからは遠のいて安価で結果も出しやすい料理にどっぷり浸かって行きました。 現在に至るまで仕事として厨房に立ったことはありませんが、上手くなりたい
初めて作ったお菓子は何だったか?はっきりとは覚えていませんが、恐らくホットケーキでしょうか。 子供の頃、喫茶店の入り口などに飾られていた食品サンプルのホットケーキはとても魅力的に見えました。 こんがりと焼き色がつき、何枚も重ねられていて、美味しそうなシロップがたらりと垂れていて…。食べさせてもらえなかったのも魅力の一部だったかもしれません。 家で食べるホットケーキは憧れのものとは程遠く、大味で厚みはあるのに冷めるとパサパサして、バターの塩気を頼りに牛乳で流し込むようなも
心機一転、これからは菓子作りと写真のことに的を絞ってお話できたらと思っています。 きっかけはインスタグラムのストーリーズ。 noteにお菓子や写真のことを文章にまとめたら興味ありますか?と問いかけたところ、興味を持ってくれた方が多数いらした事と、ダイレクトメールにて連絡くださった方の文章でした。 有益な情報になるように努めます。 書くことは自分自身の思考の整理にもなりますので、焦らず怠けず書いていきたいと思います。
写真遊び。 自分が子供のころ初めて持ったカメラは黒いボディにオレンジ色でMINOLTAと銘が打たれたコンパクトカメラだった。 飽き性の父が使っていた物をおさがりで譲り受けたのか、はたまた祖父のものであったのか、今となっては確かめようもない。特に写真に興味があったわけでもなく、家族旅行の先で親を撮ったりする程度の遊びの延長だった。ソフトクリームを食べている母親を写して「なんでそんなとこ撮るの!」と怒られたのは今でも覚えている。しかし、今もアルバムに収められている子供の目線で撮ら