広尾おススメ!夜のお散歩「東京タワーを上がって下がって」のコース【広尾商店街】
こんにちは広尾商店街広報アドバイザーのおおたです。
今回は、広尾をよく知る方々が本当におススメしたいお散歩コースをご紹介いたします。
こちらの内容は広尾商店街HPからの抜粋です。
HPではこの他以下のようなラインナップで、さまざまなおススメコースをご紹介しています。ぜひそちらも併せてご覧ください。
1. 東京タワーを目指して上がって下がってのコース
2 . 早朝散歩 有栖川宮記念公園
3 . 神社を巡って“運気を上げよう”コース
4 . “ 広尾5丁目は渋谷区の端っこです ”を実感するコース
5 . 美術館“前”をハシゴするコース
6 . 麻布ならではの魅力を感じるコース
7 . “ ちょっと”長めに歩きたい と思ったときのおススメコース
詳しくはこちら
東京タワーを目指して上がって下がってのコース
1958年(昭和33年)12月23日に竣工した東京タワー。
広尾散歩通り中程にある祥雲寺山門を背にして広尾駅方面を見ると、高層マンション・元麻布ヒルズと並んで、東京タワーを望むことができます。日が暮れてタワーに灯りが灯ると、その美しさで街の雰囲気までガラッと変わります。
今回は気持ちの良い秋の夜長に東京タワーを目指して坂道を歩きます。
1.スタートは祥雲寺山門前
祥雲寺山門前から広尾散歩通りを歩き始め、広尾橋交差点方面に近づくにつれて、東京タワーは有栖川宮記念公園のもくもくっとした樹々の陰に少しずつ隠れていき、やがて見えなくなります。
三菱UFJ銀行の方に渡り、広尾タワーズ横のレンガ歩道を進み、有栖川宮記念公園正面入口前にあるナショナル麻布の角を右に曲がります。
ナショナル麻布に飾られているハロウィーンの人形たちを閉店後の暗い時間帯に見ると、昼間より迫力を増しているような気が。。。
2.次に南部坂を上ります。
ここの南部坂も有栖川宮記念公園の場所が元盛岡藩南部家の下屋敷だったことから名がついたものですが、忠臣蔵で有名な南部坂は赤坂にあるもうひとつの南部坂です。
南部坂幼稚園が併設されている麻布南部坂協会を過ぎるとドイツ大使館の壁絵が続くかなりの急こう配ですが、公園から聞こえてくる秋の虫たちの大合唱を聴きながらテンポ良く上りましょう。
坂を上り切って、最初の信号近くまで進むと広尾散歩通りから眺めた時より一回り大きくなった東京タワーが民家の後ろに見えてきます。
3.仙台坂方面へ
そのままテニスコート、野球グラウンドを左に見ながらまっすぐ歩き、突き当りを右に曲がって仙台坂方面へ進みます。仙台藩伊達家の下屋敷にちなんで名づけられた仙台坂もかなり急な角度で下ります。
坂のてっぺんは麻布台地の頂上に当たりますから見晴らしが良く、坂の途中からも東京タワーは展望台の下あたりまで見えています。韓国大使館の警備のためにいつも警察官が立っていますので夜でも至極安全です。
4.まっすぐ日向坂を上ります。
下り切った仙台坂下から更に直進して大きな道(都道415)を渡り、古川に架かる二の橋を渡って首都高速をくぐり、そのまままっすぐ日向坂を上ります。
こちらは徳山藩毛利日向守の屋敷があった場所。坂の読み方は「ひゅうがざか」ですが元々「ひなたざか」とも呼ばれていて、アイドルグループ「日向坂(ひなたざか)46」の名前のルーツになった坂のようです。
この周辺は気品のあるレトロ感に包まれている中で、大きなプロジェクトが進行している文教エリア。慶應義塾大学の裏手にあたり、高級マンションと共に立派な施設が続きます。
まず右側に見えるのは各省庁が様々な会議を開く三田共用会議所。もちろん建て替えられてはいますが、元々は実業家・渋沢栄一が東京に所有していた私邸のひとつとか。
5.オーストラリア大使館を目指して
その先、広大な敷地に建っているのはオーストラリア大使館。ゲート近くには東京2020オリンピックパラリンピックへの感謝のメッセージが英語と日本語で書かれていました。
続いて、三井グループ関係者専用の施設「綱町三井倶楽部」があります。鹿鳴館も設計したイギリスの建築家ジョサイア・コンドル氏により1913年に完成した優雅な洋式建築。ここも8000坪の敷地とお聞きました。
道をはさんだ旧東京簡易保険支局跡地では巨大プロジェクト「三田一丁目計画」が作業フェンスに囲まれた中で進んでいます。
道なりに歩き、その先で三田通りに向かって下るのは、綱の手引き坂。いかにも由緒を感じるお名前です。平安時代の勇士・源頼光の四天王のひとり渡辺綱にまつわる坂とあります。
右側では「港区立赤羽小学校新築工事」の真っ最中。左側は都立三田高校です。三田通りまで出て左を見ると、首都高速をはさんで正面に東京タワーがどーんと立っています。
いつ見てもうっとりとする圧倒的な美しさ。
赤羽橋交差点を渡り、広い庭園を持つ「とうふ屋うかい」横の上り坂に入ると歩道に設置されたブルーのライトが東京タワーのふもとまで導いてくれます。
広尾散歩通りから歴史ある坂道を上り下りしながら東京タワーまで歩く約3kmのコースのご紹介でした。
次回は2週間後の更新予定です。
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