運命を切りひらく鍵
今日のおすすめの一冊は、藤尾秀昭氏の『小さな人生論 ポケット名言集』(致知出版社)です。その中から「人生は永久に勉強である」という題でブログを書きました。
本書の中に「運命を切りひらく鍵」という心に響く文章がありました。
◆ 今の仕事や、今の地位、今の境遇は本当ではない、間違っている、と思っている人は少なくない。 本当の自分は他にあり、今は仮の姿なのだ、と運のなさを嘆く。 しかし、今がどんなに不本意であっても、それが現実であり、事実なのだ。
今を大事にせず、投げやりに生きるものに、夢や志を語る資格はない。我々には、「いま」と「ここ」しかないのだから。
今の人生は、「過去のさまざまな場面で、自分が選んできた結果だ」と言う。 しかし、「選んだのではなく、与えられた」と考えることもできる。 この人生は「与えられた」のだ、と気づいたとき、人は、襟(えり)を正し、 謙虚になり、感謝の気持も生まれる。
「蒔(ま)かれた種は、蒔かれた場所で芽を出し、花をさかせる」 黙々と、淡々と、自分の今の仕事や勉学に最善を尽くすこと。 それが「運命を切りひらく鍵」。
感謝の心で、日々を過ごしたい。
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