今日のおすすめの一冊は、栁平 彬(やなぎだいら さかん)氏の『やる気を引き出す元氣の心理学』(ぱるす出版)です。その中から「いつもほっとさせてくれる人」という題でブログを書きました。
本書の中に『モーパッサンの「1本のひも」』という心に響く文章がありました。
実際のモーパッサンの小説は、疑いをかけられいくら抗弁しても誰一人として信じてくれない農夫が、ノイローゼのようになって死んでいく、やるせない暗い物語だ。しかし、栁平氏はそれでも、嫌なことは忘れた方がいいという。
嫌なことを引きずれば引きずるほど、せっかくの大事な自分の人生が台無しになる。終わったことをいくらぼやいても、その事実はくつがえることはない。だからこそ、大事なのは未来。過去にあった嫌なことはきれいさっぱりと忘れ、今から、これからのことを考えた方がいい。
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