今日のおすすめの一冊は、竹内政明(まさあき)氏の『心にジーンと響く108の名言』(だいわ文庫)です。その中から「人生でいちばん危険なこと」という題でブログを書きました。
本書の中に「井戸から湧き出る酒」という心に響く文章がありました。
◆メーテルリンクの書いた「青い鳥」という童話がある。チルチルとミチルという兄妹が、幸せの青い鳥を探しにいく話だ。遠くまで探しに行くが、見つけたのは、結局は自分の家の中だった、という何とも幸せの本質をつく話だ。
「幸せ」はどこか遠くにあるものではなく、自分のまわりで見つけるものであり、感じるものである、ということ。
ただし、どんなに恵まれていても、それが当たり前になってしまったら、「幸せ」は見つけることができない。
それは、病気になったり、災害や事故に出逢ったときに分かる。今まで、どれだけ幸せだったのか、と。
「井戸から湧き出る酒」という話を折にふれ、思い出したい。
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