運は心の持ちよう
今日のおすすめの一冊は、リチャード・ワイズマン氏の『運のいい人の法則』(角川文庫)です。その中から「大事なことは些細なことから生まれる」という題でブログを書きました。
本書の中に「運は心の持ちよう」という心に響く文章がありました。
◆運の悪い人は、チャンスに気づかない。 チャンスは誰にでも訪れているにも関わらず、それを見逃してしまう。 日頃、否定的な見方をしているような人だ。 否定するのがクセになっているから、反射的に「できない」とか「無理」と言って否定する。
それは、日常の中に小さな幸せを見つけることが上手な人と、下手な人がいるのと同じだ。 下手な人は、嫌なことばかりみて、不平不満、愚痴、悪口、泣き言ばかり言っている。 しかし、上手な人は、いいところばかり見て、楽しい、幸せ、うれしい、ありがとう、感謝、という言葉がたくさん出てくる。 幸せ探しが上手な人は、運がいい。
また、直感がするどい人は、素直な人だ。 素直な人には子ども心がある。 子ども心がある人は、好奇心があり、驚いたリ、笑ったり、感動したりする。 子どものように感性が豊かだから、直感が降りてきやすい。
何かを始めようとするとき、「それは面白いやってみよう」と挑戦する人と、「これとこれの問題があるから難しい」と足を引っ張る人の二つのタイプの人がいる。 難しいからやめようという人は、永遠に挑戦することはない。
失敗を恐れて何もやらなければ、運はやってこない。 未来を信じ、未来への期待度の高い人だ。 マイナスをプラスに変えることが上手な人は、いつもポジティブな気持ちでいられる。
オセロのゲームのように、ずっとマイナスであっても、いつかどこかでひっくり返せると思っていれば、いつも機嫌よくいられる。 「幸運は不運の顔をして現われる」と言われる。 不運な出来事も、後から考えると、「それがあったから今の自分がある」、「あのおかげで助かった」、ということは枚挙にいとまがない。
「運は心の持ちよう」とは、中村天風師のいう、「人生は心一つの置きどころ」。 運を呼び込む心の法則を身につけたい。
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