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受けた恩を返そう

今日のおすすめの一冊は、斎藤一人さんの『運』(サンマーク出版)です。その中から「覚悟を決めて生きる」という題でブログを書きました。

本書の中に「受けた恩を返そう」という心に響く文書がありました。   

                                                あのな、納税日本一になった俺が、若者に「俺のために尽くせ!」とか言うの、おかしいだろ。普通はかっこわるいから言わないんだよ。こんなこと言うの俺だけだよ。

でもそうじゃないんだよ、本当に。みんなのためなんだよ。 この宇宙はそういう仕組みにできてないんだよ。だから心意気の問題でな、「寺田の親父に世話になったから、自分は酒飲むなら寺田の飲んでます」とかな。 そういうもんなんだよ。

あのな、キリンビールの社長にお世話になってるならアサヒで乾杯しちゃだめなんだよ。そういうものなんだよ。それが大切なんだよ。 この宇宙はそういう法則でできてるんだよ。

だから見ず知らずの君のために一生懸命しゃべったんだから、君は一人さんを広めるために一生懸命しゃべるんだよ。 それで広まったからって、そんなに俺に得があるわけではないんだよ。そういうも のではないんだよ。

あのね、受けた恩を返そうっていう気がないやつはだめなんだよ。 恩を受けたら返すんだっていう気持ちなの。 だから、それがどんなに小さかろうがなんだろうが、そういう気持ちがあるときに初めて宇宙は共鳴してチャンスをくれるようにできているの。それが君のためであり、お互いのためなんだよな。 

《受けた恩を返そうという気持ちがあって初めて共鳴する》

◆どんな小さくても、受けた恩は返さなければならない。それは、たとえば、居酒屋でご馳走になったとき、次の日メールでお礼をするとか、無料の講演会に招待されたとき、改めてメールでお礼をする、ということだ。

ご馳走になって、その場で「今日はありがとうございました」というのは当たり前のこと。だが本当は、改めて、次の日、電話なり、メールで2回目のお礼をする。それが恩を返すということ。

受けた恩を感じない人は、人としての「徳」がたまっていかない。長い間には、自分の事しか考えない、情のない感謝薄い人間となってしまう。

「受けた恩を返そう」という気持ちを胸に刻みたい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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