モノを減らして、運をよくする
今日のおすすめの一冊は、本田直之氏の『思考をやわらかくする授業』(サンクチュアリ出版)です。その中から『「肯定」を人生の中心に』という題でブログを書きました。
本書の中に「モノを減らして、運をよくする」という心に響く文章がありました。
『「捨てられないもの」の大半はなくしても気づかない』
部屋にモノが増えていくと、思考がまとまらなくなってくる。 とっておくべきか迷ったモノは、無条件に捨てた方がいい。 3秒以上考えない。 いつの日か使うかもとも考えない。 いつの日かは、まずやってこないし、もしそういう日がきたら、そのときに考えればいい。
ポイントは、前回いつ使ったかだ。 1年以上使っていないなら、それは確実に自分にとって「いらないもの」だ。 去年一度も着なかった服は、値段に関係なく捨てる。 どうせ来年も着ないからだ。 来年になったらどうせ新しい服がほしくなる。
どうしても判断つかない場合は、段ボールに入れる。 そして1年後までに、その段ボールを開けることが一度もなかったら、未開封のまま段ボールごと捨てる。 そうやって思いっきり捨てていってみると、家の中は価値のあるものだけが残るようになる。
モノを減らせば、家の風景ががらっと変わる。 明るくなり、風通しがよくなり、思考が軽くなる。 《迷ったら、捨てろ》
◆「イノベーションの第一歩は、陳腐化したものを計画的に捨てることである」
ドラッカーの言葉だ。
個人にとっても、会社においても、「捨てること」はとても大事なこと。 何かを捨てなければ、新しい何かは入ってこないからだ。 ゴミ屋敷のような環境では、新しい発想はとうてい生まれない。
いらないモノは、過去そのもの。 過去をいつまでも引きずっていては、新しい未来はひらけない。 いらないモノを捨てれば、「思考が軽くなり」、そして「運」がよくなる。 「迷ったら、捨てろ」 モノを減らして、運をよくしたい。
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