今日のおすすめの一冊は、石山恒貴(のぶたか)氏の『ゆるい場をつくる人々』(学芸出版社)です。その中から「ゆるい場をつくろう!」という題でブログを書きました。
本書の中に「ハードとソフトのゆるい場の存在」という心に響く文章がありました。
◆三島にはサードプレイスの代表的な場として、「みしま未来研究所」、「Whiskey & co.」「6curry & Sauna」、「LtG Startup Studio」、「OASTBLUE」、「三島野菜・株式会社tane」、「Hotel Gee Haive」等々がある。
「みしま未来研究所」は元々は映画製作で集まった仲間が「地域の未来をつくる人が集える場所」として、元々は幼稚園だった場所を改装してつくった場だ。そこにはクラフトビールが70種類もあるカフェ&バーBloomingやワーキングスペース、ミーティングスペースが配置されている。
「Whiskey & co.」は、key3というトークンを発行して、購入してくれたら市外在住でもウイスキーを購入する権利が付与されたり、蒸留所にあるバーの専用ルームを利用できたり、共創的コミュニティに参加できるというユニークな蒸留所だ。現在はクラフトジン(海外で最高位賞を受賞)を作っているが、本命はバーボンウイスキー作り。水に惚れ込んで三島を選び、大好きな三嶋大社の門前に蒸留所をつくった。
「6curry & Sauna」は会員制curryのコミュニティ。カレーを食べるだけでなく、そこからつながる人との出会いを大切にする場だ。
「LtG Startup Studio」は地元からスタートアップする会社を応援しようと「日本で一番チャレンジできるまち・三島」をめざしてつくられた、スタートアップ企業が何社も入っている場だ。ここではスタートアップに関する様々なイベントが行われている。
「OASTBLUE」は映画製作を通じて、若者が三島への想いを持つことやシビックプライドを育てることができたら、と作られた場だ。今年で映画製作は2回目となる。
「三島野菜・株式会社tane」は、野菜から見える三島のすごさを食べて体験してつながって知ってもらいたい、と作られた場だ。三島では箱根西麓でつくられる野菜が有名だ。しかし、せっかくつくられたおいしい野菜も様々な理由で流通から外れ、廃棄されるのを見て、なんとかしなくては、と思ったのが原点だという。
「Hotel Gee Haive」は、外からだけでなく、地域の人たちにも利用してもらえる空間を考えた。三島バルではホテルで出している食事を地域の人たちに食べてもらうイベントを行っている。
以上、三島市観光協会のホームページより。
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