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脱皮できない蛇は滅びる

今日のおすすめの一冊は、細谷知司(さとし)氏の『自分らしく幸せに生きるための100の言葉』(シャスタインターナショナル)です。その中から「優秀さとは行為ではなく習慣」という題でブログを書きました。

本書の中に「脱皮できない蛇は滅びる」という心に響く文章がありました。

《脱皮できない蛇は滅びる。》 
フリードリッヒ・ニーチェ(ドイツの哲学者) 

生きることは皮を脱ぐこと。 生きているということは、それだけで、 新しい皮が自然に生まれてくるということ。 だからニーチェはいつだって新しい。 皮に皮が重なれば、その身が窮屈になるばかり。 呼吸できない死んだ皮膚の内側で、君はやがて滅びる。 

新しい環境、新たな考え方、更新される自分。 

アップロードが強制的に停止されました・・・。 そんな文字が浮かんだら、消滅はもうかなり近い。 死にたくなければ更新し続けること。 ただひたすらに、古い皮を剥ぎ続けること。 

手足が上手く動かないのは蛇だって同じだ。 少しくらい血が出たって気にするな。 痛みも君が生きていることの一部なんだから。

「諸行無常」という言葉がある。仏教の根本思想の一つだ。「諸行」とは、形のあるものや無いもの、すべてを指す。「無常」とは、常が無いこと、つまり、今の状況や状態がそのまま続くということはない、ということ。

人も、会社も、物も、すべては時間の経過とともに、必ず変化していく。一つとして同じところに留まっていることはない。

どんなに有名な人であろうと(無名であろうと)、お金持ちであろうと(お金がなかろうと)、四苦(生・老・病・死)は平等に訪れる。栄耀栄華を極めた国家や世界的大企業であっても、いつかは必ず衰えるときがくる

そして、生きている限り人間も、時々刻々変化し、定まることはない。変化をきらい、現状を維持しようとしても、それは悠久の歴史の流れのなかでは、無駄な抵抗となる。

だからこそ、自らも変化に合わせて変えていくしかない、ということだ。そのためには、「新しいこと」に興味を持ち、何か「新しいこと」を始めること。諸行無常に逆らわず…変化の波に身をまかせること。

「脱皮できない蛇は滅びる」という言葉を胸に刻みたい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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