
若さとは別な価値観を
今日のおすすめの一冊は、小林正観さんの『ありがとうのすごい秘密』(中経出版)です。その中から「うれしい話や楽しい話だけをする」という題でブログを書きました。
本書の中に「若さとは別な価値観」という心に響く文章がありました。
人は30歳を過ぎたら男性も女性も若さとは別な価値観で生きたほうがいいようです。20代までは、ヘアスタイル、着ている服、履いている靴などで表現できますが、30歳を過ぎたら別の要素でおしゃれを考えたほうがいいと思います。
女性の場合、30歳を過ぎたらエレガンスが重要です。優雅さ、雅さというも のを内面に取り込み、高貴に生きることを選択してほしいと思います。
男性の場合は、30歳を過ぎたら何を考えるかというとダンディズムです。ダ ンディズムとは、「男らしさ」ですが、私の考えるダンディズムとは「痩せ我慢」です。女性から「あなたが好き。私は結婚したいわ」という意思表示をさ れたら、男性は痩せ我慢で要望を受け入れ結婚するといいと思います。
◆「エレガンス」とは、気品、上品、洗練、という言葉で表されるが、平たく言うなら、粋で、カッコイイ人のこと。余裕のある人は、カッコイイ。これは男女問わず必要なこと。
お店のスタッフのちょっとしたミスに、大声で怒鳴ったり、ネチネチと文句を言ったりする人は、カッコ悪い。余裕のある人は、許すことを知っている。許せない人は、わざわざブログやコメント欄に、反対意見をコメントしたり、ひたすら批判したり、悪口を書いたり、あるいは会社や役所に電話までして文句を言ったりする。
◆また、やせ我慢とは、どんなに得なことだと分かっていても、自分を後回しにしたり、敢えて損をするような道を選んだり、火中の栗を拾うような選択をすることができるような人。
「男伊達(おとこだて)」という言葉があるが、強い者をくじき、弱い者を助け、信義を重んじるというような、「侠気(おとこぎ)」を見せることでもある。これは、「男前」も「粋」「ダンディズム」も同じ。
「30歳をすぎたら、若さとは別の価値観で生きていく」という言葉を胸に刻みたい。
今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす