若さとは別な価値観を
今日のおすすめの一冊は、小林正観さんの『ありがとうのすごい秘密』(中経出版)です。その中から「うれしい話や楽しい話だけをする」という題でブログを書きました。
本書の中に「若さとは別な価値観」という心に響く文章がありました。
◆「エレガンス」とは、気品、上品、洗練、という言葉で表されるが、平たく言うなら、粋で、カッコイイ人のこと。余裕のある人は、カッコイイ。これは男女問わず必要なこと。
お店のスタッフのちょっとしたミスに、大声で怒鳴ったり、ネチネチと文句を言ったりする人は、カッコ悪い。余裕のある人は、許すことを知っている。許せない人は、わざわざブログやコメント欄に、反対意見をコメントしたり、ひたすら批判したり、悪口を書いたり、あるいは会社や役所に電話までして文句を言ったりする。
◆また、やせ我慢とは、どんなに得なことだと分かっていても、自分を後回しにしたり、敢えて損をするような道を選んだり、火中の栗を拾うような選択をすることができるような人。
「男伊達(おとこだて)」という言葉があるが、強い者をくじき、弱い者を助け、信義を重んじるというような、「侠気(おとこぎ)」を見せることでもある。これは、「男前」も「粋」「ダンディズム」も同じ。
「30歳をすぎたら、若さとは別の価値観で生きていく」という言葉を胸に刻みたい。
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