今日のおすすめの一冊は、高田明和氏の『人生の目的は「心が楽になること」』(新講社)です。その中から「我々は、何も持たずに生まれてきた」という題でブログを書きました。
本書の中に「足るを知る」という心に響く文章がありました。
「皆さぁ、自分が賢いとか、できる人間だとか思っちゃダメだよ。私も含めて、皆バカなんだから早くバカに気付かないと。バカだってわかれば人間慎重になるから」(所ジョージ)
自分は大(たい)した者じゃない、と思うことができるなら、分をわきまえることができる。分をわきまえるとは、「身の程(ほど)を知る」ことであり「背伸びしない」、「我を張らない」ことであるが、それが「足るを知る」ことにつながる。
また、自分に良い意味でのプライドや誇りを持つことは大事だが、それが前面に出てしまい、鼻につくようになったら人から嫌われる。「さらに、もっともっと欲しい」と、足るを知らない人や欲深い人は、不平不満や文句が多い。
人と比較をせず、今ある幸せに気づきたい。
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