世阿弥の「面白い」ということ
今日のおすすめの一冊は、世阿弥の『世阿弥 道を極める』(ディスカヴァー)です。その中から「初心忘るべからず」という題でブログを書きました。
本書の中に『世阿弥の「面白い」ということ』という心に響く文章がありました。
◆面白さの意味の中に「新しい」とか「珍しい」という視点がある。新しいものや珍しいことが面白いということだ。新しい映画やドラマやショーを見たり、新しいことを学んだり、珍しいものを食べたり、珍しいところへ行ったりすることだ。
まさに、世阿弥の「秘すれば花」という言葉も、秘密にしていたものは珍しい、ということ。それが、面白さになる。誕生日会などで、花束を最初から見せていたのでは、サプライズにならない。隠してあって、突然に見せるから、サプライズになる。それが花であり、面白いということ。
世阿弥の「面白い」という言葉を胸に刻みたい。
今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?