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「そうだね」という言葉

今日のおすすめの一冊は、林成之氏の『運を強くする潜在能力の鍛え方』(致知出版社)です。その中から「肯定語は魔法の言葉」という題でブログを書きました。

本書の中に『「そうだね」という言葉』という心に響く文章がありました。

この「そうだね」という言葉は、のちに女子カーリングチームのロコ・ソラーレの選手が競技中に使って流行語になりました。

ロコ・ソラーレを指導するきっかけになったのは、吉田知那美(ちなみ)選手からもらった手紙です。吉田選手が失敗を重ねてみんなからだめ出しされ たとき、私に手紙を送ってきたのです。

軽井沢合宿で初めて会ったときに、私は吉田選手に「『そうだね』と言ってからチームプレーしたらいいよ」という話をしました。そうしたら、ロコ・ソラーレはあっという間に強くなりました。

「そうだね」という言葉がメンバーの合い言葉になって、チームが一丸となり、平昌オリンピックの女子カーリングでは銅メダルを取りました。

皆さんよくご存じのように、「そうだね」の北海道訛り「そだねー」は、二〇一八年の新語・流行語大賞にも選ばれました。 このように「そうだね」は、チームの潜在能力を高める魔法の言葉なのです。

これを日常会話に活かすなら、「面白そうだね」「楽しそうだね」とポジティブな言葉を使いながら話すとよいでしょう。

《「そうだね」は自分の本能の機能を高め、相手への敬意を表す》

◆人が喜ぶ「さしすせそ」という言葉がある。それが、「さ」(さすがです、最高だ)、「し」(知らなかった)、「す」(すごい、すてき!、すばらしい!)、「せ」(センスあるね)、「そ」(そうなんだ、尊敬します)

「そうだね」「たのしいね」「おもしろいねぇ」という肯定語とともに、人が喜ぶ言葉を多用したい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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