今日のおすすめの一冊は、エミン・ユルマズ氏の『エブリシング・バブル 終わりと始まり』(プレジデント社)です。その中から「日本は、これから復活する」という題でブログを書きました。
本書の中に「流れが確実に変わってきた」という興味深い文章がありました。
◆新冷戦という地政学的な要素が日本には追い風となっている。台湾有事を見据えて、台湾の半導体産業TSMCが日本の熊本に工場を作った。Googleは2021年から2024年にかけて日本のネットワークインフラに総額1,000億円を投資すると発表した。そしてAppleは横浜にテクノロジーセンターを2022年に開設している。
ユルマズ氏は、今後は猛烈な「日本買い」がやってくるという。
また、人口減少はネガティブな現象として捉えられているが、ユルマズ氏はAIやロボットが勃興する時代にあっては、それは追い風でしかないという。AIもロボットも省力化を強力に推し進めるツールだからだ。この省力化がすすめばすすむほど、人手は余ってくる。
ということは、今人口が多く、そのマンパワーで経済が伸びているインドや中国は、それが逆風に転じるということだ。
流れが確実に変わってきた。
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