今日のおすすめの一冊は、北川八郎氏の『ブッダのことば「百言百話」』(致知出版社)です。その中から「悪行は自分を一番傷つける」という題でブログを書きました。
本書の中に「友人を見ればあなたがわかる」という心に響く文章がありました。
◆順調にいっている時より、逆境や不遇の時にこそ、その人の本当の姿がわかる。つまり、せっぱつまり、追い詰められたとき、どんな行動を取るか、だ。「貧(ひん)すれば鈍(どん)する」という言葉があるが、窮地に陥(おちい)った時は、心まで卑しくなってしまうことがある。
どん底にあるときには、魔が入りやすい。表面的で薄っぺらな甘いささやきの、うわべだけ優しい悪しき友や、卑しい仲間の言葉に、つい心を動かされてしまう。
今付き合っている友には、必ず自分と似たところがある。同じ価値観や、同じ好みがあるからこそ、友人でいられるからだ。善き人を友とし、善き年上の人に好かれる人でありたい。
「友人を見ればあなたがわかる」という言葉を胸に刻みたい。
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