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今この瞬間が一番若い
今日のおすすめの一冊は、中野信子氏の『脳の使い方100』(宝島社)です。その中から「ほめられることは自信の源泉」という題でブログを書きました。
本書の中に「今この瞬間が一番若い」という心に響く文章がありました。
何歳になっても人生を楽しんで生きるには、自分の評価軸を、 成長するにつれ変えていくことが必要です。「これがわたしのやり方だ」 「もう年だから」というように、固定化した評価軸だけでいると、頭が固まりがちになります。
わたしたちはふだん生きるなかで忘れがちですが、いまこの瞬間が人生においてはいちばん若いのだから、人生でいちばん若いいまこそ、柔軟な評価軸で新しいものごとに挑戦し、思う存分に生きてほしいと思います。
まずは日頃から、「新しいこと」「いつもと違うこと」に少しずつ 慣れていきましょう。脳は怠け者ですぐにエネルギーを節約しよう とするので、放っておくと慣れていることばかりをしようとし、新しい刺激が入らなくなります。
これまでの自分なら読まないような本を読み、聴かないような音楽を聴き、行かないような場所へ出かけてみましょう。すると、脳の前頭前野が活発に働きはじめ、 新しい見方や考え方を学べます。
そのようにして 「新しいこと」に慣れておくと、 重要な決断を迫られたとき、新しい人生へと踏み出しやすくなります。 そうして何歳になっても変わっていける自分に気づき、 健全な自信を持てたとき、 不安や悩みは自ずと消えていくことでしょう。
《いまこの瞬間が人生においていちばん若い》
◆きょうは私のいちばん若い日だという。だからこそ、人生は今日が始まり。学問も、仕事も、はじめるのに遅すぎることはない。
なぜなら、気づいたときが、スタートのときだから。だから、今、なんでもチャレンジしてみる。明日に引きのばしたら、一日歳をとってしまうから。
若さの特権は失敗できることだという。若さには「知らない」という勢いがある。「きょうは私のいちばん若い日」とつぶやき…いくつになっても、チャレンジする人でありたい。
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