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人は誰でも世の中に影響を与えている

今日のおすすめの一冊は、ジェリー・ミンチントン氏の『自分の価値に気づくヒント』(ディスカヴァー携書)です。その中から「悲観論者か、楽観論者か」という題でブログを書きました。

本書の中に「人は誰でも世の中に影響を与えている」という心に響く文章がありました。

あなたが選択をするたびに何が起こるだろうか? あなたは変化をつくり出し、そうすることによって自分の人生経験を変える。 

だが、それで終わりではない。「小さなどんぐりが生長して大きな樫(かし)の木になる」という格言のとおり、最初はささいなことでも、やがて大きくなる可能性がある。あなたの選択は自分の人生経験に影響を与えるだけでなく、多くの人の人生を変える可能性があるということだ。 

たとえば、ある人が誰かに腹を立てると、二人とも気分を害する。そしてその二人は別れたあとで出会う人たちに自分の怒りをぶちまける。 幸せな感情も同様だ。 楽しそうに話をしている人たちは、その幸せを他の人にも伝える。 

このように、どんな感情も次々と周囲に広がっていく。 ドミノ倒しを想像しよう。ひとつのドミノを倒すと、次々とドミノが倒れる。 私たちの行動が周囲の人に影響を与えるのもそれと同じ原理だ。 世の中に影響を与えるのは、私たちの感情だけではない。 私たちの行動もまた、地球上の人びとに影響を与える。 

あなたがどんな感情を表現し、どんな行動をとるかは、あなたしだいだ。しかし、それはネガティブであるよりポジティブであるほうがずっといい。 それはまさに、自分が世の中にとって有益な存在となるか有害な存在となるか、どちらを選ぶかという問題だ。 

今後、自分がなんらかの選択をするとき、それが世の中に好影響か悪影響のどちらを与えるかを必ず自問しよう。

《自分の行動が多くの人の人生を変える可能性があると考慮して最善の選択をしよう》 

◆多くの人は、自分の行動など世間に影響を及ぼさないと思っている。 影響を及ぼすことができるのは、ひと握りの有名な、政治家や、経営者、人気ブロガー、テレビタレント、スポーツの選手たちだろう、と。 

しかしながら、本当は、誰もが、毎日、他人に大なり小なり影響を与えている。 それは例えば、家庭や仕事のできごとや、あるいは毎日見るFacebookやlineやメール、また他には、いつも行くコンビニやレストランや、車や電車で移動中に感じたこと。 

その中で、ちょっとほっこりしたり、感動したり、嫌な気持ちになったり、喜んだり、腹が立ったり、嬉しくなったり、気分が悪くなったり、と色々な気分になる。 これが他人に影響を与えているということ。 

積もり積もれば、人は人に大きな影響を与えている。 それは例えば… 毎日、怒ってばかりいる人。 毎日、不機嫌な人。 毎日、イライラしている人。 毎日、愚痴や泣き言ばかり言っている人。 毎日、人の批判や悪口ばかり言っている人。 こんな人が、まわりにいい影響を与えられるわけがない。 

そうではなくて… 毎日を、笑顔で、明るく、上機嫌で、感謝の言葉を口にし、うれしい、楽しいと言っている人になるほうがいい。

多くの人にいい影響を与えられる人でありたい

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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