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自分を新しくするための知識を増やせ

今日のおすすめの一冊は、白取春彦氏の『頭がよくなる思考術』(ディスカヴァー)です。その中から「やさしくて、寛容な人とは」という題でブログを書きました。

本書の中に「自分を新しくするための知識を増やせ」という心に響く文章がありました。

譜面を読むことができる人は、譜面を眺めながら音楽を聞くことができる。譜面が読めない人にとっては、音楽が聞こえないばかりか、譜面は複雑な模様でしかない。

世界も譜面のようなものである。見る人の知識や見方によって、意味を持ったり持たなかったりする。つまり、自分の知識を増やす限りにおいて、世界はどんどん新しい意味を持って見えてくるということだ。

そこに新しい意味を見つけることができるならば、当然のことながら新しい考えも生まれてくる。そういう生き方は日々自分を新しくする生き方である。

知識はそのためにある。知識は人間に新しい生気を与えるのである。

◆これはあらゆることに言える。たとえば、お茶の世界を知らなかった人がお茶を習い始めたとする。すると、茶道を知らなかったときは、茶道は堅苦しくて、形式ばって、なんでこんなことに時間を使うのだろうと、思ってしまう。

しかし、習い始めると、一つ一つの動作に意味があり、所作も美しくなったり、茶道具やお軸、お菓子や茶花、禅や歴史にも興味がわいてきたりと、少しずつ面白くなってくる。楽譜が読めるようになるのと一緒だ。

知識を増やすことによって、新たな世界が開けるのだ。これは、いくつになっても、できること。

自分を日々新しくするため、新たな知識を増やしたい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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