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楽天的になるには

今日のおすすめの一冊は、小林正観さんの『心を軽くする言葉』(文庫ぎんが堂)です。その中から「腹を立てるとは」という題でブログを書きました。

本書の中に「楽天的になるには」という心に響く文章がありました。

「うれしい」「楽しい」「幸せ」と「う・た・し」の言葉を笑顔で言い続けていれば、それ を言う人も聞く人も、どんどん元気になります。 

逆に、「つらい」「悲しい」「苦しい」「悔しい」「つまらない」と言い続けると、言う人 も聞く人も、どんどん元気を奪われてしまう。自分も家族も「気力」「体力」「精神力」 「集中力」が奪われるのですから、病気にもなり、集中力を欠いて事故を起こしたり、人間関係のトラブルを招いたりすることになるでしょう。 

さらに「つらい」「悲しい」「苦しい」「悔しい」「つまらない」と言い続けると、「生きているのがそんなにつらいなら死なせてあげましょう」と体が反応し、体を壊し、病気を進行させていきます。体はそういう指令系統を持っているようです。 

「う・た・し」の言葉を言い続けている人は、「お前には苦労がないの?」と楽天的でバカに見られることもあるかもしれません。「バカは風邪をひかない」というのは、この事実を表しています。病気をしにくいのです。 

長寿の人に「長生きの秘訣は」と聞くと、「くよくよしない」という答えが返ってきます。これも、楽天的な人ほど健康である事実を示しています。いつまでも健康でいたいのなら、「う・た・し」を口にして笑顔を実践してみましょう。

「悲観は気分、楽観は意思」という「幸福論」を書いたアランの言葉がある。放っておけば、我々は悲観に流れてしまう。だから、我々は常に、上機嫌や、楽天的になろうとする意思が必要なのだ。

はたからみると、いつもお気楽で何も考えていないように思われている人も、意思の力でそうなっている。

考え方や見方においても、何の勉強もせず、努力もしなかったらほとんどの人は悲観的な人になる。逆に、一見バカに見えるほどノーテンキで明るい人は、人知れず、苦労をして、楽天的な考え方を必死になって身につけているということだ。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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