見出し画像

新しいものは「いかがわしいもの」

今日のおすすめの一冊は、井上裕之氏の『不敗の人生をつくる言葉』(致知出版社)です。その中から「人生というのはマラソン」という題でブログを書きました。

本書の中に『新しいものは「いかがわしいもの」』という心に響く文章がありました。

《新しいものは、従来の考えからすれば、 いかがわしいものだ。だが、それがないと、 文化や文明は先に進んでいかない》(中内功 ダイエー創業者)

中内功(いさお)氏はダイエーの創業者です。価格破壊を信念にチェーンストアを全国に展開 して、小売り売上高日本一を達成しました。

誰もやっていないことにはチャンスがあります。ただ、新しいことをやる人は、誰にも理解されないので、いかがわしいと思われることがあります。

私は、人生のある期間では、夢や希望を優先し、先のことを考えずに、誰もがやっていないことに挑戦してもいいのではないかと思っています。 そのときは、おそらく誰からも理解してもらえないでしょう。よくわからないことをやるのですから、いかがわしいと思われることもあるでしょう。

一度しかない人生ですから、あまり守りに入らず、慎重になり過ぎないようにしましょう。理解されないけど、やりたいことをやっていくことも大事です。 1年や2年そういう時期を過ごし、仮に失敗したとしても、長い人生で挽回することは可能です。

失敗して気づくこともあるでしょうし、逆に、枠にはまらないからこそうまくいくこともあるでしょう。 もっと自由に考えて、動いていいのです。

◆時代が変化するたびに、「あたらしいもの」が生まれる。「あたらしいもの」は常に、「いかがわしさ」や「あやしげ」「うそくささ」「不審」といった感情で世間には受け止められる。まさに現代の仮想通貨(暗号資産)がそうだ。

経済学者・成田悠輔氏はそれをこう語っている。(2024年12月27日・Xより) 

誕生からたった15年のビットコインの時価総額が300兆円を超えてる。東京のタワマンも、純金も、アップル株でさえ足元にも及ばない成長率。人類の歴史上もっとも利益率の高い資産でありスタートアップである。という奇跡がそこらの人にも政治家にもあんまり理解されてないことに驚く

『新しいものは「いかがわしいもの」』という言葉を胸に刻みたい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


いいなと思ったら応援しよう!