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自分が主役のドラマ
今日のおすすめの一冊は、斎藤一人さんの『斎藤一人の自分を生きる極意』(サンマーク出版)です。その中から、「幸せだと思うのか、不幸だと思うのか」という題でブログを書きました。
本書の中に「自分が主役のドラマ」という心に響く文章がありました。
人生は、神様が監督のお芝居みたいなものです。あなたが主役の、あなたのためのドラマです。 だから、「どうせ脇役の人生だし」なんて言ってちゃダメなんだよね。
それから、どんなドラマでも、主役には波乱万丈があるものでしょ? で、主役がそれに負けてたらドラマにならない(笑)。 主役というのは、転んでも、転んでも、そのたびに立ち上がります。そして、起きた問題は必ず解決する。 つまり、あなたの人生ドラマで起きることは、あなたならどれも解決できるってことなんです。
それを、もらった役が気に入らないだの、筋書きが不満だのって文句ばかり言うと、芝居が進まないの。テレビドラマだって、キャスティングが決まって「さぁ、撮影しよう」ってときに主役が文句ばかり言い出したんじゃ、周りはドン引きだよな。
いい役者は、どうやったらいいドラマになるだろうかって、もらった役を一生懸命やるの。引き受けた役で、とことんやってやろうじゃないかって。 これを、自分のドラマでやるんだよ。せっかく生まれてきたんだから、今世、楽しまなきゃ損でしょ? 文句より、人生を味わい尽くすの。わかるかい?
リッチな家に生まれたかった、もっと頭がよかったらいいのに。それぞれ思うことはあると思うけど、自分にないものばかり求めてもしょうがないんです。 それよりも、神様が持たせてくれたカードで勝負するの。それは、あなたが今世、ここで学びを深めるために必要な試練なんだよね。
ひどい親の下に生まれる、学校の勉強や運動が苦手、個性的な見た目、リストラ、 裏切り、いじめ•••いろんなカードがあるけど、どれも不幸の種なんかじゃない。こういう、一見、悪く見えることこそ、学んだときに得るものは大きいんです。
ゲームなんかでもさ、相手が強ければ強いほど、倒したときにもらえるポイントも大きくなるでしょ? それと同じなの。
あなたが神様みたく完璧だったら、この世に生まれてくる必要はありません。でも、いまここに存在するということは、あなたには学ばなきゃいけないことがあるという意味なんです。
そして学びを得るには、悪く見えることのほうが、圧倒的に効果が高い。悪いことのほうが、人は本気で考えるからね。 ただ、どんな窮地に追い込まれても、あなたがそこで学んでしまえば、試練のカードはお役御免になる。
神様から受け取ったときには「貧乏」「病気」「失敗」みたいな カードだったとしても、一つクリアするたびに、「裕福」「健康長寿」「成功」といっ た、ラッキーカードに変わるんだ。
◆斎藤一人さんは「自分の人生は喜劇と決めてる」という。
●一人さんは「自分の人生は喜劇」と決めてるの。 だから、オレの人生、おもしろくてしょうがない。 何が起きてもおもしろいんだよ。 だって、オレは、喜劇なんだよ。
●だけど、なかには「悲劇」と決めてきている人もいる。 そういう人の人生って、なんでも悲しくて、何しても泣くんだよ。 だけど、その悲しいドラマ、本当は、いとも簡単に変えられるの。
(斉藤一人 自分さがしの旅/KKロングセラーズ)
そのお芝居をどう演じるかは解釈しだい。喜劇だと思えば、喜劇になるし、悲劇だと思えば、悲劇になる。運命を変えられるのと同じで、脚本も変えることができる。
『世界はすべてお芝居だ。男と女、とりどりに、すべて役者にすぎぬのだ。』(シェイクスピア/イギリスの作家)
「自分が主役のドラマ」を楽しく面白おかしく演じ切りたい。
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