今日のおすすめの一冊は、神田昌典氏の『稼ぐ言葉の法則』(ダイヤモンド社)です。その中から「ビジネス断捨離の法則」という題でブログを書きました。
本書の中に「戦わずして勝つ」という心に響く文章がありました。
◆孫子の兵法には二つの考え方があるという。一つは、「戦わずして勝つ」もう一つは、「勝算なきは戦わず」
つまり、戦わずして勝つことが、上の上の戦術であり、勝ち目がなかったら戦わない、ということだ。現代の市場において、戦わずして勝つ最大の方法が、競争がないところで戦うこと。
スポーツにしても、日本の中では、ほとんど知られていない競技で戦えば、日本の第一人者になれる可能性はある。しかしテレビで放映するようなメジャーな競技、サッカーや、野球、ゴルフなどで、プロとして活躍しようとしたら、そこには大変な才能と努力が必要となる。
新しい市場は、既存の業界の延長線上や隙間(すきま)にあることが多い。それをニッチという。
「戦わずして勝つ」という言葉を胸に刻みたい。
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