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違いをおもしろがる

今日のおすすめの一冊は、枡野俊明(しゅんみょう)氏の『引きずらない力』(三笠書房)です。その中から「怒ったら負け」という題でブログを書きました。

本書の中に「違いをおもしろがる」という心に響く文章がありました。

《人との「違い」をおもしろがる》 

いままで行ったことのない土地を旅行すると、さまざまな発見があります。

次に「こんな風習が何百年も伝えられてきたのか」「この食材にこんな食べ方があったのか」「同じ言葉でも、ここの方言では標準語とまったく逆の意味なのか」「こんな音楽や踊りをいまも楽しんでいるのか」...など、いくら情報量の多い時代とはいえ、実際にそこに身を置いて初めて知ること、経験することはたくさんあります。 

そういう“異質なもの”と出合ったとき、あなたは「自分の知っている文化とは違う」「自分の土地ではそんな考え方をしない」などと怒りますか? むしろ「違い」をおもしろがるのではないでしょうか。 

人づき合いもそう。世の中には多種多様な人がいます。「ここが違う、あそこも違う」と感じたら、その「違い」を否定するのではなく、おもしろがるほうに気持ちを切り替えてはいかがでしょうか。

出会った人の数だけ、自分には持ち得なかった”視点のストック"ができるはずです。 人づき合いの妙味は、まさに「違い」をおもしろがるところにあるのです。

 《"異質なもの"が、あなたの視野を広げてくれる》

「おごらず、人と比べず、面白がって、平気に生きればいい」という樹木希林さんの言葉がある。

人との違いを気にする人は、比べている人。人と比べて、自分が劣っていると落ち込んだり、うらやましがったりする。悩みのほとんどは、人と比べるところから始まる

違いを面白がれば、平気に生きることができる。

人との違いを楽しめる人でありたい。

今日のブログはこちらから→人の心に灯をともす


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