なぜリアルジャパンプロジェクトは北米を目指すのか?
こんにちは。リアルジャパンプロジェクト河内です。
よく皆さんより質問を受けるなぜ北米を目指すのか?について少しまとめてみたいと思います。
さて来年2025年2月はアメリカ・ニューヨークで行われるSHOPPOBJECTに出展します。
私たちは、2011年の設立以来アジア・ヨーロッパ・アメリカと様々な都市でポップアップストア・展示会を実施してきました。
私たちは評価も大事ではありますがやはり費用をかけている分結果がすべてであると当然考えています。
全てにあてはまるわけではないですが、北米市場とヨーロッパ市場における工芸品の市場規模や特徴にはいくつかの違いがあります。
北米市場の特徴
1.市場規模
北米市場(主にアメリカとカナダ)は世界最大級の消費市場であり、手工芸品の需要も高い。アメリカでは、工芸品やハンドメイド商品の市場規模が年々成長し、EtsyやAmazon Handmadeのようなオンラインプラットフォームの普及が後押ししている。
2.消費者の趣向について
個性的でユニークなデザイン、ストーリー性のある商品に人気が集まる。
環境に配慮したサステナブルな素材を使用した製品や、地域の職人の文化が反映された商品が好まれる。
3.流通チャネル
オンラインマーケットプレイスが主流(Etsy、Amazon Handmadeなど)。
大規模なクラフトフェアやギャラリーも重要な販売チャネルのひとつ。
小売店では特化型のギフトショップやインテリアショップでの販売が一般的。また文化的多様性があり、異なる国の工芸品や異文化のデザインに対する需要も高い。工芸品をインテリアやギフトとして購入する傾向が強い。
ヨーロッパ市場の特徴
1.市場規模
ヨーロッパもまた工芸品市場が活発で、特に歴史的な背景を持つ伝統工芸品の需要が強い。ヨーロッパ全体では市場が分散しており、国ごとの嗜好や消費傾向が異なる(例:北欧デザイン、イタリアの陶器など)。
2.消費者の趣向について
高品質で伝統的なデザインのものが評価される。
持続可能性や地元産品に対する意識が高く、地元の職人によるハンドメイド商品が人気。特に、クラフトマンシップが重視される。
3.流通チャネル
オンライン販売の成長もあるが、伝統的な市場や専門店、クラフトフェアが依然として重要。観光客による購入が大きな割合を占める地域もある。
ヨーロッパ各国で独自の工芸文化があり、国内外の消費者にアピールする。
工芸品は「文化的価値」を重視した高級品として扱われることが多い。
まとめ
北米とヨーロッパ市場の主な違いをまとめると、、
北米市場は、
市場規模は大規模で成長が続いている。
消費者の嗜好は個性、ストーリー性、サステナビリティ重視さてており多文化的で新しいデザインも受け入れられる。
ヨーロッパ市場は、
市場規模は分散型で伝統工芸の需要が強い。
消費者の嗜好は高品質、伝統、地元産品を重視しており、各国の伝統文化を重視されている。と考えられます。
北米はオンライン販売や多文化の受容性で拡大する市場を持ち、ヨーロッパは伝統工芸と文化的価値の高さが特徴的です。そのためそれぞれの市場に合わせた戦略が必要です。結論、視察とかにお金を使うよりまずは目指すマーケットに出展することが大事です。本気で各マーケットに出展してみたい方はいつでもご相談受付しております。