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デザインてなんなのか考えてみた
こんにちは!Furushoです!
いつも子育てのことやSNSのことばかり書いてますが一応肩書きは「デザイナー」という肩書きになっています。なのにどうして「デザイン」のことを書かないのかと聞かれたことがあります。理由はとっても単純です。「何の仕事なのかわかりにくいから」です。例えばマーケターの仕事は売り上げを伸ばすことです。プログラマーの仕事はコードを書いて何かシステムを作ることです。じゃあデザイナーって何するのでしょうか?
人によって回答は全く違うと思いますが、僕は「発信力を高めるお手伝い」だと思います。そもそもデザインとは見づらい物を見やすくしたり、何が書いてあるのかわかりやすくしたりする事です。例えばインスタの投稿であればただ文字を並べるだけじゃなくて、画像を配置したり色を変えるだけでも格段に見えやすくなったりします。つまり誰が見ても目につきやすくすることで発信力を向上させているんです。なので発信力のお手伝い。だと考えます。
実際に僕がデザインを担当している方も最初は文字が並んでいるだけでしたが、canbaを使ってきちんとデザインするようにしたら、フォロワーさんが増えました。ということで今回は「発信力を高めるデザイン」とは何なのかについて書いていこうと思います!
この記事にはこんなことが書いてあります
・そもそも発信力って何?
・"要素"を理解して分解する
・人の目の動きを考えてみる
この記事を読んだあなたはこうなります
・個人の時代に絶対必要な「発信力」について詳しくなれます
・webデザインについて一定の実力をつけることができます
・デザイナーとして一番必要な物を理解できます。
そもそも発信力って何?
発信力とは「誰かに何かをわからせる力」のことを指してます。僕が勝手に思ってるだけですがwどういうことかと言いますと、例えばあなたが洗濯機を開発したとします。その洗濯機の性能や優れている点を理解してもらわなければ購買にはつながりません。つまりお客様に自分(自社)の商品を理解して、買っていただく"力"が発信力なんです。
そして発信力を発揮するため人はたくさんのスキルが必要です。美容師さんがお客様をきれいにするために「カラースキル」「パーマスキル」もしくは「カットスキル」を組み合わせているのとおんなじように「発信する」にもスキルが必要なんです。
文字で発信するスキルのことを「ライティング」と呼びます。複数の人に対して同時に発信する手法を「マーケティング」もしくは「プレゼンテーションスキル」なんて呼ばれます。
そして見た目で発信するスキルを「デザインスキル」と読んでいます。つまりデザインとは「誰か」に「見た目」を使って商品やサービスを理解していただく「スキル」なんですね。
”要素”を理解して分解する
人間は”見た目”から2種類の情報を読み取る生き物です。それは表面的イメージと内面的イメージです。例えばリンゴを見て「赤いリンゴだなぁ」と思ったとします。これは表面的な要素です。
そして「このリンゴは食べたら美味しそうだな」「アップルパイが作れるな」など見た目では汲み取れない内面的イメージも同時に読み取っています。この二つのイメージに働きかけるのが「デザイン」です。
ではどうやって効果的な「デザイン」を作るのか。僕は要素の理解から始めています。まずはあなたがデザインする情報であったり、物が作り出している「要素」を理解するんです。例えば「りんご」という物をデザインするのなら「果物」という要素と「皮の色が赤色」「切っているのか、丸々一個なのか」など「リンゴ」という「物」が持っている要素を理解しましょう。こうやって要素の理解ができるだけでデザインの幅は2倍とかになります。
要素の理解ができたらそれらを種類別に整理します。この作業のことを「分解する」と呼んでいます(あくまで僕個人がこう呼んでいます)。先程のリンゴで例えるなら
見た目→赤い皮
食べ物?→果物
今現在の形→木にぶら下がっているときの形
このように分解してあげるとデザインをするときにどの要素にどのように働きかければいいのかすぐに思いつくことができるようになりますね
人の目の動きを考えてみる
マーケティングにはたくさんの"フレームワーク"があります。「CJM」と呼ばれるものや「STP」、「3C」「4P」....これらは全て、人間の心理を分析して、効率的にマーケティングを行うために作られた技術です。
それと同じようにデザインにもフレームワークが存在します。その中で一番意識しなければならないのが「Zの法則」と「AIDMAの法則です」
「Zの法則」はめちゃくちゃ簡単です。人間の視線の動きを表しています。人間はZの文字を書く様に物を見るんです。例えばあなたの家のポストにチラシが入ってたとします。そのチラシを見る時「左上→右上→左下→右下」の順番で見ているはずなんです。この視線の動きのことを「Zの法則」と呼びます。
「AIDMA」の法則もめちゃくちゃ簡単です。というかこういうフレームワークは大体難しく言っているだけで内容的には単純なものが多いです。このAIDMAの法則もそうです。
これは人間が商品を発見して購入するまでの動きを「注意→興味→欲求→記憶→購入」の英訳頭文字を合わせて作られています。例えばあなたの家にカフェのチラシが入っていたとします。そうすのにとまずは「何これ?」となりますよね。次に「あそこにカフェで来たんだ」と発見します。「行ってみたいなぁー」と欲求が発生して、「このチラシとっとこ」と記憶します。最後に購入(この場合は来店ですね)と言った流れになるんです。
このフレームワークに照らし合わせるだけで発信力は大きく変わります。照らし合わせて考えるだけなので、ぜひ明日から活用していただきたいですね。
まとめ
僕はあまり「webデザイナー」と名乗るのはあまり好きではありません。お仕事が理解しにくいですし、Youtubeの広告で胡散臭いのが流れてくるからです。ですが、あなたが何か事業をしている場合は必ず必要になります。それが飲食店だろうとキャバクラだろうと一緒です。なぜならデザインとは「発信力を高めるツールの一種」だからです。
チラシ作るにしてもインスタの投稿を作るにしても「要素の理解・分解」したり「Zの法則」や「AIDMAの法則」をしっかり理解していきましょう。
偉そうなこと書きましたが、呼んでくださりありがとうございました!