増える保育園・幼稚園向けITサービス、何を導入すればよい?
皆さん、こんにちは👍
カタグルマの大嶽です。
昨日、今日は、
・経営会議
・某企業の園長会議
・某プロジェクトミーティング
・某企業の事業部会議
という感じです。
ちなみに、来週月曜日に、日本経済団体連合会、所謂「経団連」の業種部会で講演することになりました。
立川のふじようちえんの加藤理事長が会長を務めておられますが、保育関係の方々がたくさん集まるようです。
久しぶりに加藤先生ともコミュニケーションを取りましたが、良い情報が集まってきてますね、、さすがです。
ありがたいことに、今年に入ってこれで4件目の講演オファー。
誰も知らない会社ですから、会社のことを知っていただく機会になればと笑
ポジショニングの重要性
さて、今某上場企業の保育関連事業部の顧問契約準備を進めているのですが、ここはとても面白いプロダクトやサービスを持ってます。
また、それが様々な連携で広がりを見せ始めており、とても楽しみです。
一方で、私も保育関係のプロダクト・サービス開発をずっと進めている立場です。
元々ユニファさんのるくみーやコドモンなどのIoTやICTはたくさんありますが、この1年でもベビージョブの手ぶら登園、園田先生の病児保育システム「あずかるこちゃん」、フィンテックや電子決済ではエンペイなど、あらゆる角度から様々なプロダクトやサービスが生まれている中で、
「ポジショニングの重要性」
を強く感じます。
言うまでもなく、保育園や幼稚園は収入の天井があり、それに紐づいて支出や販管費も決まるので、何でもかんでも導入するわけにはいきません。
おそらく近いうちに、保育業界向けのテクノロジーやサービスは、
「サービスの過剰供給」
「サービスの渋滞」
が起きるのでは?と思ってます。
淘汰も起こるということです。
もはや、園側も選ぶのが難しくなるし、そもそも法人や園のコストで導入するサービス量には限界があります。
一方で、保護者負担を前提とした手ぶら登園や、るくみーなどの写真販売、スマートエデュケーションのコンテンツなどは、園のコストではなく、保護者負担に転化出来るので、このタイプはこれからもっと増えるだろうと思います。
繰り返しですが、事業者側からすれば、益々増えるITサービス、何だかよく分からなくなってますよね、、
何が良いのか、、どれを選んだら良いのか、、
さて、どんな視点で選べば良いのでしょうか?
一つ一つご紹介していきましょう!
効果の視点で判断する
ます、その視点・考え方の一つは「効果」です。
・教育効果
・人材効果
・経営効果(コスパ)
・リスク効果
例えば、人材紹介は、明らかに「リスク効果」です。
資格者がいないと運営できない、そのリスクを高額な紹介手数料で買っているわけです。
また、保育のデザイン研究所さんのイーラーニングは「人材効果」を感じやすいですよね。
コスモやジャクパのような運動指導派遣サービスは「教育効果」が目に見えて分かりやすい。
業務支援ICTは、業務負担軽減ということで、「人材効果」があり、さらにそれにより保育時間の確保が出来るとなれば、「教育効果」にも繋がる。
さらに、補助金が使えるとなれば、コスパが高い。当然市場への浸透が早いわけです。
ちなみに、前職では、2015年から「認定こども園移行コンサルティング」を立ち上げて始めましたが、これはまさに経営効果が高く、さらに教育効果や人材効果も高い。
よって、多くの法人とご契約をさせていただきました。
どの効果にアプローチするべきか、これも大切ですが、どれだけ効果を発揮出来るか、これの方がもっと大切です。
業務領域と利用ユーザーの視点
また、別の考え方としては、「業務領域」があります。
それは、
・マネジメント領域
・オペレーション領域
もっと言えば
・会社経営向け
・園運営向け
・現場業務向け
という視点です。
さらには、「利用ユーザー」というポジションの視点もあります。
・経営者向け
・本部社員向け
・園長向け
・職員向け
という区分が大雑把には出来ると思います。
1.効果
2.業務領域
3.利用ユーザー
の3つの視点から、何を選ぶのか、何でもかんでも導入するのではなく、無計画に導入するのでもなく、限られたコストや資源ですから、自分たちの経営課題を踏まえて、これらの視点から業者、サービスを選りすぐると整理できると思います。
ではまた👋