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幼児教育のエビデンスと指標
みなさん、こんにちは。
カタグルマの大嶽です🙋♂️
オリンピックがスタートし、無観客試合がほとんどですが、日本人選手の活躍により、本来のオリンピックの盛り上がりが戻りつつあるのではないでしょうか。
こういう時はメディアに上手に乗っかり、国全体で盛り上がり、雰囲気を高めることが選手の力になりますから、是非盛り上がっていきたいですね。
そして、各選手の試合後のコメント、個人的にはここに注目しているのですが、
感謝、重み、我慢、苦しみ
などの言葉が多いです。
我慢や苦しみの先に喜びがある、
失敗を真摯に受け止め成長する、
周囲の助けや支えに感謝をする、
改めて、スポーツとビジネスは根本的には一緒だなと感じる今日この頃です👍
当社カタグルマユーザーへヒアリング
さて、昨日は当社システムの契約園さまへ1ヶ月フォローヒアリング。
そのうちの一つの法人様は6園全てに導入いただいてますが、とても嬉しい言葉をいただきました。
・個人面談機能により、一人一人の状態がよく分かるようになり、普段会えない職員とのコミュニケーションが取りやすくなった(理事長)
・個人面談により、感覚だけの職員把握が改善されて、今まで知らなかったことも把握できた(園長)
・今までは困っていることばかり面談で聞いていたが、カタグルマテンプレートにより、前向きな発言が増え、職員の面談への向き合い方が変わった(園長)
・職員把握の質が上がったことで、理事長と園長のコミュニケーション機会が増えた(理事長)
・自己評価の自動レポート機能により、質の効率性が高まった(園長)
また、他の法人でも、
・本部・事務局での現場マネジメントの管理監督機能が高まり、情報共有しやすくなった(園長)
・事業計画から事業報告の作成が楽になった(園長)
などのありがたいご意見をいただきました。
たった1ヶ月程度でここまで成果を感じていただけるのはとてもありがたいことです。
今後も1ヶ月フォローの園が増えてきますので、お客様の声最優先でシステムの機能強化を図って参りたいと思います。
それにしても、成果の声や導入して満足頂いてる声をいただくと大きなパワーになります。
ありがたいです、、、😌
園内でのコロナ感染で改めて考えるべきこと
さて、私の周囲の複数の保育園でコロナ感染が増加しており、ご相談を受けてます。
そこで今一度考えるべきことは、
・感染者が出た際の的確な対応、手順をしっかり把握しておくこと
・特に保護者への対応は迅速かつ正確に伝えること
・関係機関へのコミュニケーション、報告、共有は密に行うこと
だと考えさせられます。
施設の類型によって、関係機関の対応も様々、自己判断が求められるシーンも増えるでしょうからこそ、改めて正しい知識に基づいた対応をしなければなりません。
中教審 第一回架け橋プログラム
さて、中教審の幼児教育と小学校教育の架け橋特別委員会がスタートしました。
1回目の今回は、さほど進捗が無さそうですが、考え方や目的の共有を含めた時間だったのだと察します。
また、各委員がそれぞれの考え方を持つわけですが、文科省の調査官の資料として、以下の課題が挙げられていました。
・学びが育まれる過程が一様ではなかったり、学びによって育まれる姿が多様であったりするため、幼児教育施設で育まれた力が小学校教育にどのようにつながっているのかイメージしにくい
・幼児教育の現場では、カリキュラムの参考になる資料が少ない、どのように作成すればよいのか分からないといったことが要因となって、接続期のカリキュラムがなかなか進まない
・一つの園から複数の小学校へ入学する、一つの小学校に複数の園から進学するといった状況から、幼保小連携を効果的に進めることが難しい
・経験の浅い保育者は、経験豊富な保育者に比べ、幼児は遊びを通してどのような体験をしているのか、幼児の体験が深まるように環境を工夫することができにくい。
ここから一つ見えるのは、
・幼児教育のエビデンス不足
ということです。
これは以前から議論されてることで、遊びや体験、主体的な保育などにおける幼児教育の効果は様々な視点で語られているものの、
「指標がない」
というのは未だに課題として残ります。
しかし、そもそも幼児教育に指標が作れるのか?という議論もあることでしょう。
そこで出てきたのが、今回のこの幼児教育と小学校教育の架け橋プログラムだと私は考えてます。
「ことばの力」「情報を活用する力」「探究心」
という保幼小の共通プログラムの検討として挙げられている要素であれば、確かに最低限の指標が作れるはずです。
しかし、個人的にはエビデンス、指標に依存するあまり、上記3つの力が表層的にならなければ良いなと思ってますが、、、
そして、必ず課題になるのが、これら力を高めるための保育者の資質向上。
ここについては全く見えません、、😮💨
引き続き、当委員会に注目したいと思います。
ではまた。