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組織における血液とは○○と○○である

みなさん、こんにちは!
カタグルマの大嶽です。

さて、またこのようなニュースがありました。

「無理に食事」「園児に暴言」保護者が訴え 保育士2人を諭旨退職に

園児に対し不適切な言動などがあったとして、保育士2人が諭旨退職となっていたことに加え、11人の保育士が退職し、このうち複数の保育士が園長の言動を理由とした体調不良を訴えていたとのことです。

そして、現在園長は降格となり、理事が代わりに園長に就いたそうです。

保育士は諭旨退職で、園長は降格なのですね、、


さらに主任が土曜保育を勝手に断っていたそうです。

ここまでガバナンスが効かない、バラバラ、さらに経営陣の現場把握の状態を考えると現場もそうですが、経営サイドの管理能力の方が疑わしいと私は思ってしまいます。。

ご存知の通り、保育園というのは園の収入に対して70%は労務費、人件費ですから、園の運営管理の70%は人的管理であること、そして、本部管理の中でも人事労務管理が70%であることは多少割合に違いはあるものの、揺るぎない事実であります。

監査事項も、会計管理を除き、保育管理も含めてほとんどが人的管理に関する項目です。

つまり、園内での人的トラブルやそれに伴う園児へのリスクというのは人的管理や人事労務管理の問題が根っこにあり、それによって起こるのです。

私は常々、現場の運営管理に関して、

「園長以下しか知らないブラックボックスは極力無くした方が良い」

とお伝えしてます。

ブラックボックスとは、その言葉の通り、黒くて見えない不透明な部分のことを言います。

例えば、保護者からのクレームや園児のヒヤリハット、職員の不調などが本部に吸い上げられずに、園長のところでストップしている、というのが典型的な例ですね。

皆さんの法人に組織図があると思います。

組織図の線というのは、人間でいうところの「血管」と一緒です。

つまり、組織に脈々と血液が流れていなければ、組織は死んでしまいます。

組織における血液というのは、

「情報」
「感情」(共通の価値観)

です。

これが組織に流れなくなると、組織は心肺停止状態となり、あちこちでトラブルやリスクを抱えることになります。

よって大切なのは、


「情報と感情を組織へ流し続ける、流れ続ける仕組みを作ること」


です。


繰り返しですが、特に保育施設では、

・人事情報(基本情報、勤怠情報、給与情報など)
・人財情報(スキル情報、体調・メンタル情報など)

はブラックボックスにせず、本部まで流し続けなくてはいけません。


カタグルマという組織・人財管理クラウドはまさにそのようなブラックボックスを完全排除し、保育施設における人事、人財情報を本部まで流し続けるシステムです。

例えば、現場一人一人の自己評価ベースのスキル情報や個人面談による組織に対する不安や不満などのメンタル情報やモチベーション情報、さらには一人一人の目標や業務の進捗状況などの情報まで本部が全て一元的に把握できるようになってます。

そして、これらを通して一人一人の職員に対する理解を深め、本部と園長を中心にケアできるからこそ、人材育成にも、コミュニケーションの活性化にも貢献できるのです。


このような事故やトラブルを見るたびに、カタグルマがあれば少しは変わったのかな、、園児にも迷惑かけずに済んだのでは??と考えてしまいます。


そのためにも、もっともっと業界への認知を高めて、システムを知っていただかなくてはならない、そんな気分になりました。


ではまた。

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