目ん玉ガンギマリのきらきら詐欺②
目ん玉ガンギマリになっている人は、人の話を聞けなくなっています。
ガンギマリ状態は要は何かに夢中な状態なので、夢中で没頭しているときに、人の話が頭に入ってこないこと自体は、無理もないのかな、と。
これが「きらきら詐欺」と魔合体すると、とてもひどい状態になります。
「本当のあなたはこんなものじゃない」
「退屈な人生にさよなら」
「あなたはもっと輝ける」
こんなセリフを目にしたことはないでしょうか?
これらをガンギマリの目で訴えかけて、相手が覚えるであろう違和感を封じ込みながら高額の商品・セミナーを販売していくと、立派な「目ん玉ガンギマリのきらきら詐欺」の出来上がりです。
自分が何かに夢中になるのはその人の自由です。しかし、他の人にそのなにかを勧めるときは、相手がそれを望んでいるのかを確認しながら相手が違和感を表現できる余白を空けること欠かせないと思っています。
ガンギマリ状態で人の話が聞けないとしたら、自分にはそのスペースがないわけです。更に言うとそのスペースを持てない人は、結局のところ自分が幸せない可能性が極めて高いです。そんな状態の人がいう「きらきらした未来」なんて蜃気楼みたいなもんでしょう。
ちなみに、きらきら詐欺には至っていないものの、きらきら押し売り未遂については、嫌と言うほどやらかし事例が私に、そしてきっとこれを読んでいるみなさんにもある気がしているので、その辺りをニヤニヤしながら一緒に楽しめたらなと思っています。
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