使い方を間違えると大変

NVCというコミュニケーション手法では、
人が本来誰しも有している「自分も相手も思いやる気持ち」を大切にするために、
「観察(Observation)」
「感情(Feeling)」
「ニーズ(Needs)」
「リクエスト(Request)」
この4つを使って表現することを推奨しています。

ですが、先日これのわかりやすい例文を、と思って書いた文章がこちら。

観察:私は、あなたがお年寄りに席を譲っているのを見て
感情:なんだかほっこりと嬉しい気持ちでした。
ニーズ:それは、配慮や思いやりが満たされていたからです。


ここまでは、表現として耳慣れないものがありつつ、内容的にはそんなに違和感が多分ないであろうものが書けました(書いたつもり)。

しかし最後にリクエストを書いたらえらいことになったでござる。

私は、あなたがお年寄りに席を譲っているのを見て
なんだかほっこりと嬉しい気持ちでした。
それは、配慮や思いやりが満たされていたからです。
よかったら、今日は私に席を譲ってくれませんか?


…私がNVCをお伝えする際に、「意図」を強調する理由の一つになりそうです。

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