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フルマラソン2時間10分台の元箱根駅伝ランナーが提唱する・記録が劇的に伸びる‼︎【用途別】ランニングシューズの履き分け方
こんにちは!陸上中長距離専門プレイングコーチのひろです。
今日は、フルマラソン2時間10分台の元箱根駅伝ランナーである僕が提唱する「シーン別ランニングシューズ履き分け方」についてお話します。
自己ベスト更新を狙う方、箱根駅伝を目指す学生を指導している方など、記録向上を目指すすべての方必見の内容です!
僕の意見を参考に、シューズの履き分けを実践して、記録向上に繋げていただければ嬉しいです。ぜひ最後までご覧ください!
前提条件
まず、僕自身の前提条件です。身長169cm、体重51kgと、やや軽量でピッチ型のランナーです。ストライド型の方とは少し異なる部分もあるかもしれませんが、参考になる点もあると思います。
ジョグ、ポイント練習、レースの3つのシーンに分けて解説していきます。まずはジョグから!
ジョグ
超スロージョグ (ペース気にしない日): 週2回。ナイキ フリー、アディダス スーパーノバ ゴアテックスを使用。
ナイキ フリー:設置感を感じながら、ジムでの筋トレにもそのまま移行できる。
スーパーノバ ゴアテックス:雨の日に使用。濡れないのでジムでのトレーニングにも便利。
ペガサストレイルなどもおすすめ。雨の日の滑り対策、朝露対策にも。
ジョグ (キロ5分~4分): アディダス SL、SL2、デュラモ スピード、スーパーノバ ゴアテックス(雨天時)を使用。
勝負シューズ(18~20km用)と似た設置感・乗り心地。
SLとSL2は厚さが微妙に違い、日々の体調や気分に合わせて使い分け。
ジョグは練習の7~8割を占めるため、シューズ選びが重要。怪我防止にも繋がる。
カーボンプレート、ナイロンプレート付きシューズはジョグでは使用しない(自力がつかなくなるため)。
早めのジョグ (キロ4分~3分半): 週1~2回。アディゼロ ジャパン9を使用。
軽くて回転が良く、坂ダッシュや流しなどの練習への移行もスムーズ。
セミロングラン/ロングラン (23km~40km)
ベイパーフライ3、アディゼロ プライムXを使用。
マラソン本番を想定し、カーボンプレート入り厚底シューズに慣れておく。
ベイパーフライ3:練習用として最適。次の日に疲労を残しにくい。アップダウンにも対応しやすい。
プライムX:本番シューズ(匠戦天下 or アディオスPro 4)に慣れるための練習用。重いが反発が強い。
コースのアップダウンや距離によって使い分け。
ポイント練習
ペース走・ビルドアップ走・ファルトレク・土芝生インターバル: アディゼロ ジャパン9を使用。
カーボンに頼らず自力で脚力強化。薄底でアップダウン、不整地にも対応しやすい。
トラックインターバル: スパイク (アンチT) を使用。
ロードインターバル: ニューバランス フューエルセル5280 V1/V2を使用。
カーボン入り薄底で、スパイクのような感覚でロードを走れる。試合でも使用。
変化走: 匠戦 8/9を使用。
中厚底で、試合本番でのパフォーマンス発揮に繋げる。
試合
1km~10km: フューエルセル5280 V1/V2、アルファフライ(初代)を使用。
コースのアップダウンによって使い分け。アルファフライは平坦コース向け。
10km~ハーフマラソン: 匠戦 8/9、アディオスPro 4、アルファフライ(初代)を使用。
コースのアップダウンによって使い分け。アディオスPro 4、アルファフライは平坦コース向け。
30km~フルマラソン: 匠戦 10、ベイパーフライ3/4を使用。
匠戦 10は足攣り防止に効果的。ベイパーフライは後半の失速防止に。
まとめ & お知らせ
自分の身長、体重、走法、ペースなどを理解し、自分に合ったシューズ選びをしましょう。YouTubeなどでフォーム分析なども参考に。
このnoteでは、
元箱根駅伝ランナーの僕自身が
マラソンで自己記録向上を目的に
現在進行形で走りつつ、
箱根駅伝を目指す学生ランナーがいる親御さん
マラソンで自己ベスト更新を目指す社会人ランナー
に向けて指導するプレイングコーチとして活動している過程を配信!
またオンラインサロンもやってるので
ご興味ある方は下記noteもご覧ください
それではまた次の記事でお会いしましょう。
ご視聴ありがとうございました。