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前世退行したら、江戸時代の武士だった話3(5歳編)
生まれた家のイメージをする
最初は白っぽい世界が広がるだけで見えない。焦るけど、しばらくするとイメージがわいてくる。
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畳と木造の掘立て小屋のビジョンがなんとなく見えてきた。土間と高床式の畳がある、簡素で質素な家。おそらく貧しい。
畳の上に片膝を立て、左手を畳について右方向を向いて座ってる男の子がいる。(私は第三者の立場で男の子を見ている感じ)
小さい頃のハカマさん。3-5歳ころ。5歳かな。お腹が空いてる感じ。つまらなさそう。ふくらはぎ丈の着物を着ている。群青色っぽいけど、着古して薄い青になってる感じ。貧乏は嫌だなと感じている。
火を起こしてない囲炉裏を挟んで左向こう側に、白髪ちょんまげのおじいちゃんが布団に寝ている。病気なのか、単に起き上がれないのか分からない。
土間には草鞋を履いた着物姿の母親が赤ん坊を背負ってあやしている。ハカマさんの目から見ると、家の入口(扉がない)のすぐ手前、向かって左側にいる。
ちょうど、寝ているおじいちゃんの頭側に母親がいる感じ。左方向を向けて、体を少し上下させながらリズミカルにあやしている。背負っている、赤ちゃんは女の子。0-1歳くらい。
セラピストさん)母親はどんな顔をしていますか?
この位置からは見えないので、母親の顔が見える位置に移動する。笑顔。ニコニコしている。
誘導されて、ハカマさんから母親の意識の中に入る。
セラピストさん)ハカマさんをどう思っていますか?
母親)かわいい。
セ)子どもはハカマさんと娘さんだけですか?
母親)ハカマさんの上に兄がいたけど、疱瘡(天然痘)で死んだ。
セ)亡くなったのは、ハカマさんが生まれる前ですか?それとも後ですか?
母親)……
イメージが見えてこない。分からない。
意識をハカマさんに戻して、次の起点になる年齢に行くことにする。
▶︎次の話へ(誰かに殴られている……!)