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前世退行したら、江戸時代の武士だった話1(退行直前編)

先日、自宅でオンライン(zoom)のヒプノセラピーを受けた。

この非常事態宣言の中、家でセラピーを受けられるのはありがたい。

始まる前は対面より集中しにくいかなと思ったけど大丈夫だった。

布団の上にミニテーブルを置いて、パソコンを置いて、寄りかかれるように壁側に丸めた毛布を用意。

セラピストさんからのメールに書いてあったURLにログインしたらすぐ繋がったので、時間より3分ほど早かったけどそのままスタート。

最初にヒプノセラピーとはどういうものかの説明を受けた。何回か受けたことがあるけど、潜在意識はみんな繋がっていて、ヒプノを受けて自分の潜在意識が変わると他の人の潜在意識も変わる(同じものだから)ということは初めて知った。へー!面白い。

誘導されてヒプノセラピーがスタート。

(誘導された言葉は省く)

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ファンタジー小説のような、ヨーロッパにあるような、白い壁と水色の丸い屋根がかわいいお城の前に立つ。

目の前には木の扉。美しい模様が彫られている。重厚感のある扉を開けて中に入る。

中は吹き抜け3階の図書館。360度ぐるりと本棚が配され、全ての棚には本が並べられている。例えるなら、スウェーデンのストックホルム市立図書館。

床や本棚は木でできていて、艶があって飴色に光っている。1階から階段(手すりは鉄?繊細な作り)を登って3階へ。右手へ曲がる。

数歩歩いた先、目の高さくらいの位置にある本棚から本が1冊スーッと飛び出して床に落ちた。棚に目をやると1冊分のスペースが空いている。開いて落ちたのでページが潰れたようになっている。表紙裏表紙がよく見える。茶色の革製の分厚い本。背表紙には4箇所の背バンド。表紙の四隅には三角形の濃茶色の革で保護されている。表紙全体にも細かな装飾が施されていて一目で高価だと分かる。きっと年代物。

本を拾い上げて、本棚と向き合うように置かれた椅子に腰掛ける。椅子も豪華。ピアノ教室にあるような椅子だけど、もっと高さがある。木彫りの模様が美しい。座面には赤のビロードが張ってあってふかふかしている。

本を開き、めくったページを確かめる。1ページ目。誘導されてページの中に飛び込むことに。

見開きページに横長楕円形の光が現れる。3、2、1の声に合わせて頭から光の中に飛び込んでいった。

▶︎次の話へ(前世の私って、この人なの!?)




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