前世退行したら、江戸時代の武士だった話9 (ハカマダさんから私へのメッセージ編)
奥さんの魂が消え、今度は私とハカマダさんの魂が向き合う。
とても穏やかな顔をしたおじいちゃんと言う感じ。最初に見た冷たい印象ではなく、温かな印象。
セッション前にセラピストさんに抱えている悩みを話していたので、そのことについて聞いてみることにした。
私)自分のことが他人に知られるのがすごく嫌でオープンになれないのですが、なぜですか?
ハ)それはただの魂の傷だ。気にする必要はない。
私)私の人生はこれでいいですか?間違ってないですか?
グッジョブ!!みたいな満面の笑み。
今までで一番の笑顔で、これでいいんだ〜とすごく安心した。
ハ)もう今すでにやっているだろうが、たとえ貧乏でも募金したり寄付したりしなさい。お金はあの世には持っていけないのだから。あなたが募金したお金や、寄付したお金は、巡りめぐって日本を豊かにしてくれる。
私)はい
(今募金を色々やっているので、そのことに触れられてビックリした)
ハカマダさんとの話は短かったけれど、すごく安心できた。私はこれでいいんだと思えて、自己肯定感がとてもアップした感じ。
ハカマダさんとはここでお別れ。つぎは、マスターと呼ばれる存在にアドバイスをもらう。
私にとって神様や仏様という言葉は身近に感じられるけど、カタカナになると一気にスピ系を感じて苦手意識がでてしまう……。
マスターとの対話は、セラピストさんに伝えずに心の中で黙ってやりとりしていいらしいので、意識を集中してみる。
天から握りこぶし大の丸い光の球が降りてくる。周囲もきらめくゴールドの光に満ちて明るい。
光の球に話しかける。
私)私の人生はこれでいいですか?
マスター)完璧。どんな人のどんな人生だろうと間違いなどない。
ハカマダさんとマスターの2人に言われてホッとする。
マスター)……それから、気がついているだろうが、もう一つの前世も見なさい。なんのことかはもう知っているはずだ。
私)はい。
昔から気になっているあの前世のことだなとピンときた。
セッションは大大大満足!もう充分だと感じた。
光の球が上に戻っていく。
少し心を落ち着かせて、セラピストさんに終わった旨の声をかける。セラピストさんの誘導で、つま先、太もも、手の指というように、少しずつ動かしながら現世に意識を戻していく。
ゆっくりと目を開ける。とてもとても充実したヒプノセラピーだった。
▶︎次の話へ(前世の妻ってもしかして…!)