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新しいことにチャレンジするのが好きな子を育てる方法

子どもたちは、「難しいこと」が嫌いでしょうか?

いえいえ、そんなことはありません。日々子どもたちと接していると、実は簡単すぎることのほうを嫌がる子も多いと感じます。小学校入学前の好奇心旺盛な時期は特にです。

ただ、結果だけでほめたり、叱ったりしていると、簡単すぎることを選ぶようになっていきます。それはそうですよね。難しいことにチャレンジしたら、叱られる確率が上がってしまうわけなので。子どもたちは想像以上に、よく考えて行動を選択しています。

新しいこと、難しいことに挑戦することが本来は好きなのに、挑戦心を失ってしまうのは、とてももったいないことです。

我が子に「挑戦心」を育むには、結果ではなく、難しいことにチャレンジしたことをほめ続けるといいと考えています。

トイレに行こうとしたけど、失敗してもらしてしまったとき。
「自分で行こうとしたよね!」
(もらしてしまって、床はびしょびしょなのはスルー)
新しい絵を描こうとしたとき。
「描こうとしたことがいいよね!」
(何を描いたのかさっぱりわからないことはスルー)

「よくやってみようとしたね。それが大切だよね」
という方向性で言葉をかけることができると、子どもは変化します。結果が100点でなくても、その過程の努力を認めてあげます。

初めてのことは、多かれ少なかれドキドキします。できなかったらどうしよう、変だったらどうしよう、って小さい頃から思っています。

「そんなのいいよ!」「失敗したっていいんだよ!」「チャレンジしたことが尊いんだよ!」
という気持ちが子どもたちに伝わると、そういう価値観が備わっていきます。

チャレンジしたことをほめられ続けると、何歳になっても難しいことにチャレンジすることが大好きな子になります。
これが、「挑戦心」を育む秘訣です。

CANTERAでは、習っていないことをどんどん出題します。
習っていない、未知の課題に取り組み続け、その結果がどうあれ、「挑戦」した事実を認めてほめてあげることで、「挑戦心」を養っていきます。

結果として、キャリアが長くなってきた子たちは、
「習っていないからできません」
と言うことがなくなります。どんな難題でも、自分で解決策を模索し、実行する力とともに、難題に挑戦する気持ちを育んであげたいと思っています。

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