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ペティンゴ系 確立について
こんにちはNoiaです。今回は、ウイニングポスト9 2022より、1976年スタートのペティンゴ系確立を解説していきます。引継ぎデータ有りなら非常におススメですが、新規スタートの場合はおススメ程度。欧州5%による系統確立です。
なお、難易度は最高のスペシャルで競走馬のエディットは無しですが、観戦補助は必須です。
ペティンゴとは
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1959年の英愛リーディングサイアーに輝いたぺティンションを父に持つペティンゴの現役時代はマイル戦線で活躍しました。しかし、本馬の活躍は種牡馬入りしてからが本番で、英オークス馬のフェアサリニアや、愛ダービー馬のイングリッシュプリンス。そして、なんといっても1979年の英・愛ダービー、キングジョージ馬のトロイを輩出したことで有名です。
この活躍により、1909年のシリーンから続く親子7代連続(シリーン→ポリメラス→ファラリス→フェアウェイ→フェアトライアル→ペティション→ペティンゴ)英愛リーディングサイアー(1979)にも輝きました。
早逝したため、僅か7年の種牡馬生活でしたが結果は上述のように大成功。現代でもトロイなどを通じて血統表にその名を残しています。
ゲーム開始前の事前準備
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今回の確立方法は、エディットは必要ありませんが代わりに多くの資金が要求されます。したがって、必然的に引継ぎデータが必要になるので用意してください。また、国内路線は一切使わないので資金稼ぎ要員としてDLCでテンポイントなどを所有していれば尚よしです。短期間でトータル150億以上必要になるので、資金が足りない場合はやや確立が遅れます。
猶予期間は1976~92年までの16年間
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史実では76年に早逝しているので、SP種牡馬として登場します。その甲斐あって、1992年に27歳で引退するまで実に16年間も現役で居てくれます。そのため、確立自体は容易ですので無理せず他の確立と並行するのも容易です。
4頭の種牡馬をフル活用する
今回の確立のキーマンはペティンゴ産駒だけに留まらず、いわゆる孫世代も鍵を握っています。直仔と、日本や欧州に散った複数の後継種牡馬たちの産駒はいずれも強力。
世界に広がった有力史実馬を欧州に集めて活躍させよう。なお、最速で海外牧場を開設した場合、76年産の史実馬から所有できるのと一部の種牡馬は輸入されるので、購入して欧州繋養に変更しましょう。
ペティンゴ
いわゆる、直仔でありプレイヤーが所有できるのはトロイただ1頭。ただし、その1頭が史実通り最高難易度でもかなり強いです。
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英オークス馬。プレイヤーが所有することはギリギリ不可能ですが、牝馬とは思えない能力値の高さもあり文字通り無双してくれます。欧州オークス3冠などを獲っていることが多いです。
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キングジョージと凱旋門で立ちはだかるイルドブルボンさえ気を付ければ満額種牡馬入りは容易。
3歳で引退しないと史実馬をロストするのと、距離適性が広いのでマイル~クラシックまで多少強引にでもローテしてOKです。
ピットカーン
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トロイ引退後の欧州シーンを制圧できるエルマナムーに、短~中距離まで牡馬をもなぎ倒すケアンルージュ。そして、国産の長距離砲でステイヤーズミリオンを狙えるカネクロシオなどユニークかつ強力な史実馬が揃っています。
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3歳秋から本番なのでG3などで安全にドサ周りをして育成に励みましょう。順調に育っている場合、4歳シーズンから手が付けられなくなります。マイルでも強いですがクリスがどうしようもないので、幼駒の時点で強奪したりかち合わないようにしましょう。いずれにせよ、レース幅が広く地力が高いため安定して満額種牡馬入りが狙えます。
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牡馬混合と根幹距離持ち。成長分を考えれば最終的な能力は非常に高いので、短~マイル路線で猛威を奮います。
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日本に輸入されたピットカーンの初年度産駒。高いスタミナと柔軟性などバランスの取れた能力を誇るため、ステイヤーズミリオンに挑戦させるなど長距離路線で活躍してくれます。
イングリッシュプリンス
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プレイヤーが所有可能なのはこの1頭のみ。しかし、英オークス、更には混合戦の英セントレジャーなどG13勝。直後の凱旋門賞でもオールアロングの2着。史実通り、全体的な能力値はかなり高く柔軟性が伸びきればマイル~長距離で活躍します。
なお、繁殖入りしてからは、バレークイーン(フサイチコンコルド、グレースアドマイヤ、ミラクルアドマイヤの母)を輩出。
フサイチコンコルドは、ダートG17勝のブルーコンコルドを輩出し、グレースアドマイヤは皐月賞馬のヴィクトリー。そして、ミラクルアドマイヤは天皇賞馬のカンパニーを輩出するなど彼女の血は日本競馬に多大な影響を及ぼしています。
ソルティンゴ
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"皇帝"シンボリルドルフ世代を代表する1頭。宝塚記念を勝利するなど実力は十分にあり、素晴らしい能力値です。とはいえ、最高難易度だと、本当にどうしようもないぐらいあまりにもキツい世代なので、札が余っているのであれば皇帝を幼駒の頃に強奪して幽閉するのも手です。
自家生産の方針
自家生産は行いません。
81年に系統確立条件をクリア
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80年末にエラマナムーが満額種牡馬入りし、それが反映された81年初頭には欧州5%をクリアしていました。そのため、ケアンルージュの4歳シーズンを行う必要はないどころか、まだ1歳幼駒のカネクロシオ、サンプリンセスは必要ない程余裕があります。
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総種付け量は5750万円(ペティンゴは900万)です。これまでお送りしてきた、日本での系統確立に比べて明らかに種付け料が低いですが、これには理由があります。
海外は日本と違い、登録されている競走馬や繁殖牝馬、種牡馬も少ないです。そのため、例えば同じ満額種牡馬入りであっても支配率への影響は更に高くなります。そういった背景があるため、今回のように少数精鋭の確立自体が可能です。しかし、一気に満額種牡馬入りや牝馬も含めて"無双"する必要があるため、小粒な産駒が多かったり自家生産必須の種牡馬などには当て
はまらないので注意してください。
後継はトロイがおススメ
残念ながらシリーンから続いたリーディングサイアー記録は8代で途絶えてしまい、父系は衰退していきます。しかし、後継のトロイは母父(オース、ピルサドスキー、ファインモーション)としておおいに活躍し、それどころ彼が輩出したヘレンストリートにより世界中にその血は広がっています。
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終わりに
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史実馬が強いので簡単でした。一方で、種牡馬の購入費用だけで37億円が必要になります。更に、海外牧場施設の増設を含めると100億以上必要です。
以上の事から、資金が無い場合は世界2%での確立を狙った方がいいですが時間はもう少し掛かるので留意してください。
次回予告
次回も何か系統確立系をやるかもしれませんが、基本的に淡々とやってるプレイヤーなので機会があれば!っていう感じです。近作の総プレイ時間は凄まじいことになっているように、かなり詳しい部類だと思うので色々お役立ち情報を発信できればいいなとは思っています。ただ、こういうのは他の方もやっている関係上、今回のように誰もやってなかった情報周りを気が向いたら…っていうことでまた次回!
普段はSteam版でプレイしているのでSteam版ベースで解説しております。フレンド登録などもお待ちしています :)