●スパイス香るタンドリーチキン
北インドで食べたタンドリーチキンをご家庭で作りやすいよう、香辛料のブレンドを作りました。
鶏肉は大きめにカットして、下味にしっかり漬け込むのがポイントです。ぜひお試しくださいね。
<合わせ調味料の作り方・2人分>
・タンドリーチキンマサラ 1袋(約23g)
※透明袋は2人分(23g)、紙袋は4人分のマサラが入ってます
・おろしにんにく 小さじ1(1片、約5g)
・プレーンヨーグルト 120g(水気をきった状態。無糖)
・サラダ油 大さじ3
①ボウル、ザル、キッチンペーパーの順に重ねてヨーグルト(大1パック、450g)を包み、冷蔵室で4~5時間水きりし、190g以下にする。
※水切りした際に出る水分(ホエー)はドレッシング、スープなど様々な用途があります!
➁すべての材料をボウルに入れ、泡立て器でしっかり混ぜる。
材料 (2人分)
鶏もも肉 1枚(約250g)、塩 少々、合わせ調味料 全量、溶かしバター 大さじ2
①鶏肉は4等分に切り、塩少々をふってすり込む。
※鶏肉は、水気を拭いてから調理すると、臭みが取れます。
➁ボウルに①の鶏肉と合わせ調味料を入れ、手で軽くもみ込む。
ボウルにラップをかけ、冷蔵庫で一晩ほどねかせる。時間がないときは4時間ねかせればOK。
➂魚焼きグリルの網に➁を取り出して並べ、中火から強火で9分焼き、上下を返して残った合わせ調味料を上面に満遍なく塗り4分焼く
(片面焼きグリルの場合。両面焼きグリルなら、上下強火で12~13分焼く)。
焼き上がる直前に表面に溶かしバターを塗る。
これで香ばしい焼き色がつき、ジューシーに仕上がる。
私は受け皿にアルミホイルを敷き、網にサラダ油(分量外)を塗っています。
アルミホイルを捨てるだけで脂の処理が出来るので便利です。
焼き上げは、魚焼きグリルがおすすめです。
高温で一気に焼き上がり、余分な脂が落ち、カリッとジューシーに仕上がります。もちろんオーブンやフライパンでも焼けます。
・オーブンでの焼き方
①オーブンを220℃に温めます。天板に網を乗せ、漬け汁を除いて並べます。
➁25~30分ほど焼きます。
途中焦げが気になるようなら、上からアルミホイルをかぶせるとよいですよ。
・フライパンでの焼き方
①フライパンにサラダ油(分量外)を薄くひき、漬け汁を除いて、鶏肉の皮目を下にして並べ、ふたをせずに強めの中火で熱します。
➁9~10分ほど経ち、フライパンに面している側に焼き色が付いたらひっくり返し、ふたをして弱火にし、5~6分ほど蒸し焼きにします。
➂ふたを開け、強めの中火にし、煮汁を飛ばすように1~2分ほど沸騰させます。
④煮汁が少なくなり、大きな泡立ちが出てきたら、混ぜ合わせて鶏肉に煮汁を絡め、火を止めます。
※フライパンに余ったソースにお水と麺つゆを加えて、お好みの麺を入れて、〆にどうぞ~
●鶏肉について
鶏肉は、キッチンペーパーでしっかりと水気を拭いてから調理すると、臭みが取れます。
鶏もも肉はキッチンバサミを使うと切りやすいです。
血合いや黄色い脂がある場合は、雑味が出てしまいますので、取り除くことをおすすめします。
白い筋がある場合は、取り除いておきましょう。加熱すると硬くなります。
鶏肉を処理した後は、鶏肉に付着しているカンピロバクターが飛散しています。
食中毒を防ぐため、シンク、まな板はしっかりと洗浄し消毒しましょう。
消毒は熱湯を回しかけるか、手軽で確実なアルコール消毒がおすすめです。