●花芽とは何でしょう?

アイコの花芽_R

花芽とは具体的に花の形をしているものではありません。

今まで生長点で葉を形作っていたものが、花を形作るように性質が変化した段階から、花芽が分化したといわれます。
それまで葉を形成していたところで、形の変わった葉の形成を始めるわけです。
形の変わった葉とは、萼、花弁、雄しべ、雌しべと呼ばれるもので、これらを総称して「花葉」と呼んでいます。
萼、花弁、雄しべ、雌しべは葉が形を変えた(変態した)ものなので、花が茎の先(生長点)や葉腋(わき芽)につくのは、そのためなのです。
トマトは、花梗(茎)が次々と枝分かれをし、その先に花をつけます。
花芽が生育する段階で複数の花を作るのです。

花芽の分化


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