体を動かすことが嫌いなわたしがダンスに向き合った4ヶ月
終わった瞬間実は泣きそうだった。
これで踊るの最後なんだと思った時寂しいと思った。
上手く踊れるか不安だったし決して上手ではないと思うけど、
樊さんが「これまでかけてきた時間を信じて、あとは自分が世界一だ」と思えばいいと言ってくれて、とても自信が出た。
なぜかと言うと少なくとも最期の2-3週間(本当はプロジェクト期間4ヶ月といいたいところだけど笑)は自分の出来うる限りの時間を投資して練習してきたから。
ある日人事の友人であり悪友である西村晃から不穏なメッセージが届いた。
「面白いことを企んでいてそのメンバーにもう入ってるからよろしく」
断る隙間は一ミリもなく、"何かの面白いこと"への参加が決まった。
のちに「未経験者がダンスを踊る」PJだと聞いた時は最初は辞退しようかなと思った。
何故なら本当に運動が苦手だし、リズム感にも音感にも全く自信がない。
小学校のときにクラスに1人くらいいた「逆上がりが出来ない」おまけに「跳び箱は縦に飛べない」運動音痴の子どもだった。
これは動画でインタビューに答えてる通り。
そんな私がPJを辞退せず参加することにしたのは、楽しそうなメンバーが集まってたこと半分、どこか子供の頃のコンプレックスを克服したい気持ちと、このPJでは克服できそうな気がする予感があった。(樊さんがめちゃめちゃ前向きに応援してくれたのを覚えている)
聞けば本来の目的はダンスという競技をきちんと世の中から評価されるようにする、という樊さん率いる東京六大学ストリートダンス連盟の目的があるのだけど、
私個人は勝手にこのPJに"自分のコンプレックスの克服"を乗せていた。
学生時代、部活もほとんどやってなかった私は集団で何かをすることもほとんど経験になかったけど、土曜の早朝からお酒もまだ残ってる体を引きずってダンスに行く生活が始まった。
心折れる瞬間は何度もあったけど(やっぱり運動音痴だし、みんなが出来ることをすぐには出来ない体だとも思い知った)それでも4ヶ月頑張ることが出来たのは、覚えの悪い私にきちんと向き合ってカスタマイズして教えてくれた講師のうえちゃんとすぎふぁんの2人の素晴らしい講師コンビと、私よりも遥かに仕事に家庭に忙しいのにコミットしていたLOCKメンバーがいたからだと思う。
チームって本当にいいね、って人生で初めてくらいに思ったかもしれない。
そんな私たちの、ダンス未経験者が4ヶ月ダンスに本気でコミットしてみた成果を良ければご覧ください!
今回のダンスPJへの参加は、今後私の人生で初めてなことや苦手なことにチャレンジするときに自分に勇気を与えてくれる、そして克服のエッセンスを教えてくれた大事な体験でした。
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