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目標を持つことの難しさと大切さと、それが拗らせママの原因なんじゃないかなって思った話

ここ最近感じていたモヤモヤが晴れそうで、そのきっかけとなった話を書きたい。

結論から書くと、私にとって難しいことって、目標を決めるということだった。

与えられた目標に向かって努力することや、達成するためにどうやって進めていこうかっていうことを考えたり実行したりすることは割とできる。

でも、自分で目標を設定するって事ができないんだと気がついた。
そしてその恐ろしさも。


オア明奈さんという方が自費出版された『人生肯定』という本を読んで、心に残った文章がある。

「成果を自分自身で定義する必要が出てきた。その時に、それまで他者評価に軸足を置いていた、周りの期待に応えることにやりがいを見出していた人は、その役割の変化に葛藤がある。」
という内容だった。(正確にメモを残しておらず正しく引用できずすみません。。。)

この一文を読んだときに、「確かに。」と腑に落ちる感覚があった。
そしてノートにメモをとった。

じゃあどうしたらいいかというところで、「自分で意味付けして、納得感を持って進めていく必要がある。」と。

ふむふむなるほど。

そして今日、夫と仕事の話をしていて、「みんな何をモチベーションに働いているんだろうね?」という話題になった。
ひとしきり同僚の文句や社長に対する愚痴を言って、なんで私は仕事が辛いんだって考えたら、「みんなのやる気がない」みたいなところに至った。
正確には、「前向きな努力をしようという姿勢が感じられない」かな。

みんな、忙しい、時間がない、やるしかないって言ってやってるけど、本当に?
だったら根本的に対策すれば?といつも思っていた。
思っていて、根本対策をしましょうよ!って言ってた。だけ。の私。
実際にできたことはほとんどない。

「でも、そんなやる気のある人なんていなくない?」と夫に言われて、
「いや、私の元上司は、やる気があった。というか、前向きにこうしていこう!という目標みたいな、目指すべきところを指し示してくれてた。」と、言ったと同時に自分で驚いた。

そうか、私は進むべき場所、目標を指し示して貰わないと何もできないんだと悟った瞬間だった。

散々同僚や上司の文句を言っていたけど、結局私自身の問題だった。
いや、愚痴や文句が出てくるのは、私の中にある何かが原因だと思っていたけど、やっとその正体を掴んだ気がした。

そうか、私は目標を立てる事が苦手なのだ、と気がついた。

このことに気がついたとき、いろんなことが繋がった。(得意の着想)←こういうことなのか・・・

なぜ目標を作るのが苦手なのだろう・・・
子ども時代には、テストでいい点数を取るとか、夏休みの宿題を終わらせるとか、細々した目標がそこらじゅうに転がっていた。

中学校に入れば、部活で勝利したいとか、高校受験で志望校に合格するとか。
高校に入っても、テストや大学受験のために頑張ってたのかな。
好きな子と付き合うための努力とかも、そうかもね。修学旅行までに3キロ痩せるとか。

大学に入ったら、単位を落とさないとか、卒業するとか、就職するってところに、目標を持っていける。
部活での目標でもいいよね。表彰台に乗るのが目標だったな。達成できて泣いた。あの時は青春してたなぁ笑

そして就職。
最初のうちは、まずは職場に慣れるとか、遅刻しないとか、そんなことも目標にできる。
資格取るとかね。昇進するとか。

また、生活面でも、結婚するとか、家を建てるとか、子どもを産むとか。
そこそこの目標を立てて(立ててたつもりもないけど、勝手に目標となっていたかも)そこに向かって、努力してこれたんだよね。


さて、ではここまでの目標を全て叶えた現在。
次は何を目指したらいいのだろう。

ここで、モヤモヤ期の到来。

これまでにあった目標を、結構達成しちゃってる。
じゃあ次の目標は?

え…っと

いや特に…

あ、子どもを自立させること!


ってなるのがめちゃくちゃ危ないよねってことに気がついた。

自分自身に対する目標が無くなったから、自分の目標に子どもを入れ始める。
子どもをきちんと自立させる、ちゃんとした子に育てる、そんな目標を持つ。

これはやばい。

こんな目標にしちゃうから、きちんと躾しなきゃ、ちゃんとした子に育てなきゃ。
ってなる。だってそうじゃなきゃ、自分の目標達成できないんだもん。

ちゃんとした子に育てる = ちゃんと躾ができてる親になる

という、周りからの評価を得るための行動をしてしまうのかなって。

でもそれはきつい。
自分がコントロールできるのは自分だけ。

子どもを思い通りに動かすことはできないし、他人がどう思うかを決めることはできない。

だから、この目標って達成感を得るのが激ムズだし、達成って何?どこ?どれ?

これまで、「普通に」学生生活を過ごし、「普通に」就職し、「普通に」結婚して「普通に」子育てしている母親は、ここが辛いんだと思った。

これまでは敷かれたレールに沿って、目標も吊り下げられてて、そこに向かって言われた通りに進んできた。
こうしたら幸せになれるよって指し示された通りに生きてきた。
きちんとこなしてきた。

なのに、なんだろうこの虚無感というか、日々の退屈感。
無力感。無気力感。

一般企業に就職して、それなりに仕事もこなして、家事育児をしていると、日々忙しくて目標なんて立ててる場合じゃないってなる。
目標立てるために、一人で何かをゆっくり考える時間なんてないんだもん。

しかも、たとえば仕事で目標を立てたとしても、妊娠したらその目標の達成は、遠のく場合がある。
男性はキャリアが途絶えることが少なかったけれど、女性は結婚や子育てで、キャリアに空白ができたり、途絶えることが多い。

だから、諦めたくもなる。

じゃあ子ども産まなきゃいいじゃんって言われたらそれまでだけど。
でもさ、男性は、結婚して子どもを授かっても、仕事に影響しないことが多い。
その分責任を背負っていると思っているのかもしれないけど。

だから、いつまでに課長になるとか目標を立てても、叶いやすい。
女性は、その途中に結婚、出産を挟むと、とんでもない時間を要する。
いや、結婚して出産しても、バリバリバリバリやってりゃできるよって人もいるんだろうな。
結局は私の覚悟の問題なんだろうな。

いいやこの話は。色んな人がいるから、一概には言えない
でも圧倒的多数の人が今この状況なんじゃないかなぁ。


それで、育休とかで少し時間ができてくると、「あれ、なんかしないと。」って焦燥感に駆られる。「私今日も何もしてない」って。

だから、何かしようとするんだけど、何していいかわかんない。何に向かっていけばいいのかわからない。目標を立てられない。だって今まで自分で目標立てたことないんだもん。

子育て中のお母さんが陥る、「なんかわかんないけどモヤモヤする」の原因って、ここにあるんじゃないかなって思った。


それで、最近知った夢を1,000個書き出すってことも繋がる。

小さな夢、目標を立てる練習をするんだよね。
そして、小さなことから叶っていく達成感を味わう。
そこから、大きな夢や目標を持てるようになる。

そんなステップを踏んでいくんだなって。

自分に目標がないから、子どもを育て上げることを知らず知らずのうちに目標にちゃっているお母さんって多いんだと思う。

きちんと育てなきゃっていうのは、本当に子どもが将来困らないようにっていう側面と、ちゃんとした子を育てた母親として見られていっていう側面があるんだろうな。

子育てを目標にしてしまうと、後者が目的として強くなる。
そうすると、口うるさい母になってしまんだろうな。

あんたがちゃんとしないと私が悪く思われるんだからちゃんとしてよ、と。

子どもが一人でも困らないように本当に自立させようと思ったら、色んなことに挑戦させるんだろうな。失敗が許されるうちに、色々やっておけってなるよね。
責任は私が取るからって言えるんだろうな。

そして、子どもたちにも、自分で目標を立てられるようになって欲しい。
そうすれば、つまらない人生だなって思うこともないと思う。
何者かにならなきゃって、モヤモヤすることもないんじゃないかな。

自分で立てた目標を、自分で達成できるって、充実感があるんだろうな。

目標を立てることに慣れていない私は、壮大な目標を立てがち。

手帳を作って販売するとか。

そう、思い出した。

引き寄せの法則についても書いておきたいことがあった。

私が引き寄せの法則を知ったのは大学生の時。
部活にコーチとしてきてくれた人が教えてくれたものだった。

教えてもらってすぐに本を読んで、すごいと思った。

こんなんで叶うの!?
そんなわけないじゃん、とも同時に思った。
いや、でも信じることが大事だ。引き寄せよう。

って思うだけだった。
実際にビジョンボードを書く事はなかったし、行動に移す事はしてなかった。

本を読んで、こうなったらいいなって、思ってるだけでいいんだと思っていた。

引き寄せの法則は知っていながら、何も起こらない毎日。
そりゃそうよね、何もしてないんだから。

ここ最近またよく目に、耳にするようになった引き寄せの法則。
願っているだけじゃダメなんだとやっと気がついた笑。

引き寄せの法則って、波動が整ってきて夢が叶う、みたいな事だけど、
その過程がちゃんとあって、

夢が叶った気持ちになる、そのためにふさわしい行動をする、そこに向けて細かなアクションを想像する、それをひとつづつこなしていく、結果、きちんと段階を踏んだから、夢が叶うって事なんだよね。

私は、超絶願って、もうその状態になりました!って気持ちになれば、朝起きたら超スリムになっていられるんだよ思っていたよ。

それで、寝る前にめっちゃ想像して、ズボンがぶかぶかになってる!わーいって喜んでから寝たけど、朝起きてパツパツやないかって当たり前の現実にぶち当たって、引き寄せの法則ってなんだよって思ってた。

やっと引き寄せの法則について理解できるくらいには大人になりました。

あと、7つの習慣。これも私は遥か昔に出会っていた。
高校生くらいの時かな、父が読んでいた。
大学生の時、バイトしていた塾で7つの習慣を教えていた。
そして7つの習慣を書いたスティーブン・R・コーヴィーさんの甥っ子さん?(だったかな・・・)に会ってる。
アメリカ行って会ってきたんだった。忘れてた。
なのに、未だきちんと理解はできてない。
ずっと読もう読もうと思って読んでいない。よくないな。
読もう。


私の目標が少しわかってきたかもしれない。

まずひとつ目の目標は、自分で設定した目標を紙に書いて、達成し、達成感を得る、ということ。
明日にでもできることから始めよう。

毎日手帳にタスクを書いているけど、それ消しこんでも達成感って特にないんだよね。
でもそこに達成感を感じる要素を入れたいな。

少しずつ達成できることを増やして、目標を立てるのが上手になりたい。

目標を上手に立てられるようになる手帳を作る事が目標かな。

その手帳を使ってもらって、誰か一人でも、自分で立てた目標を自分で達成することの楽しさを感じてもらえたらすごいな。

きっとこれってすごい楽しいことだよね。

もし自分で目標を設定できて、達成できるようになれば、今の仕事も続けていけるのかもしれない。

誰かが決めたものではなく、自分で決めた目標で生きられたら、人生は楽しくなるんじゃないかな。

自分で決めるんだもん。誰がなんと言おうと、自分の目標。

それを達成できたら。

泣けるかな。


この先は、達成したいと思っているはずなのに、なかなか行動に移せない理由を深掘りしていきたいな。
英語を身に付けないのに、勉強する気にならないとか。


それではまた。


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