氣功の授業は昔ながらの口伝だった!
時差を感じる間もなく翌日から始まった氣功の授業。テキストが一枚もない。しかも師匠はご自分が何年もかけてまとめ上げたアルバムのような超分厚いノートを見ながら一方的に話される。それを横で聞きながらひたすらメモをとるというスタイル。途中「なにか質問はあるか」と訊かれてもそんな余裕なんてない。
師匠がトイレに行った隙にひと休み、なんて甘くはなかった。「これ読んどけ!」と渡されたのは古い中国語の文献
(とうぜんちんぷんかんぷん)
食事中も例外ではなかった。食べながらも突然授業が始まるので、いついかなる時もノートとペンは手放せない。
そんな緊張の住み込み修行は続く、、、