太陽光の力で抗菌・除菌・消臭ができるウォールアート
光触媒って聞いたことがありますか?私は、最初に聞いたのは20年くらい前だったと思います。その時は、確か、紙に光触媒加工を施して、照明の傘や壁紙の開発をされていた方から聞いたのでした。
しかし、目に見えない効果なので、あまりよくわからず、そのまま今まで関わることがありませんでした。
それが、ここ最近色々なところで「光触媒加工済」などのシールを目にするようになりました。
「抗ウイルス加工を施しています」という製品もよく目にするようになったのは、おそらく、新型コロナウィルスの影響でしょう。
光触媒は、抗菌・除菌・防かび・消臭などの効果があると言われています。
光触媒とは何?
そもそも光触媒とは何なのでしょうか?なぜ、光の作用で抗菌・除菌ができるのでしょうか?
ここからは、東京理科大学栄誉教授でもある日本の化学者、藤嶋 昭先生の解説から抜粋します。少し専門用語もありますが、比較的わかりやすい部分を抜粋しましたので、読んでみてください。
抜粋終了。
いかがでしょうか?他にも消臭効果やシックハウス症にも有効、NOxも分解できる、汚れがつきにくい、ダイオキシン除去や環境ホルモンの分解、などの解説が続きます。
おいしい空気・安全な空気
個人的なことなのですが、最近、鼻が敏感になったのか、寝室の化学物質のような人工的な匂いが気になるのです。今の住まいは10年以上暮らしているのですが、以前はそれほど感じませんでした。空調を変えたわけでもありません。シックハウスというには時間が経過しすぎです。建物の劣化とともに物質が化学反応し、ニオイとして現れるのか、それとも大気の問題なのか、いまだにわかりませんが、なんとなくではありますが、空気の質なのかなぁと感じています。
たまに郊外の空気のいいところに行くと、このような人工的な匂いは感じないのですから。
空気を気にしだした原因は、他にもあって、福島の原発事故あたりからです。目に見えない放射能と戦わなければいけない状況で、どうやって目に見えないものから守ればいいのだろう?と、一時は何にでも疑心暗鬼になりました。
そんなことがあって、大気の状態を知るアプリを入れてみたり、放射能が測れる計測器を買ってみたり。
おいしい空気・安全な空気が一部の国や地域では、当たり前ではないところもありますが、日本も目に見えないレベルで空気の質が悪化しているのでは?と感じるのです。
大切なものは目に見えない
目に見えないものほど、疎かにしてしまいがちですが、目に見えないものほど重要なんじゃないか、と思う今日このごろ。そんな思いを新しい作品ZAMAの「Leaf」に盛り込んでみました。
光触媒の溶剤自体では、数値化されたエビデンスがありますが、製品自体も数値化できるようになるともっと説得力あると思うのです。数値化させるのを協力してくださる方がいれば頼もしい限りなんですが…。
ちなみに、ZAMAの「Leaf」とは、音響壁装材の新作なのですが、ヘンプ生地で作ったボタニカルモチーフのファブリックを建築防音材の表面に施したものです。その表面に光触媒加工を施しています。アート+抗菌・除菌・防かび・消臭・防音・吸音・断熱・吸放湿などの効果を期待したものです。
ブロックチェーン技術で改竄等ができないデジタルNFT証明書も付属していますので、アートとしてのバリューも付加しています。
新たな価値空間の提案、もしご興味があれば、アクセスしてみてください。
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