パリに1年住んで分かった、最初から知っておきたかったこと

これからパリに引っ越す方へ。

食料品、薬局、交通手段などの地味な話ですが、私がパリ生活について「これは最初から知っておきたかった…」と思ったことをまとめます。

私自身、1年目は色々な方のブログやTwitterを見ながら、ちょこまかと情報収集をしていったのですが、「これだけは最初知っておいた方がいいよ!ドン!ってまとめてほしかった…」と思ったので(笑)

もし周りにパリ移住するお友達などがいたら、ぜひ共有を^^;;

※随時更新していきたいので、他にも便利情報あったらコメント等で教えてください!

1. スーパーのオススメ

パリのスーパー、安い順!
アパート近くにどのスーパーがあるかは、アパート選びの際に要チェック。



1. 圧倒的に1番安い:Lidl
2. 安め:Intermarché、Leaderprice、Carrefour/Carrefour Market、G20、 Picard、Marché U、Casino、Auchan
3. 高め:Franprix, Monoprix, Carrefour City

(オーガニック:Naturalia, Biocoop)

個人的にLidlは、パリの"ミニ"コストコだと思っていてオススメ。
安いし、品揃え多いし、温めるだけのトマトの肉詰めとかコルドンブルーとかがファミリーサイズパックで買えるので一週間のご飯が楽(笑)

最初は知らずに近くのFranprix・Monoprixで買い物してたけど、フランス人の間では「こじゃれた、無駄に高いスーパー」らしい(笑)

とは言えど、店舗が多い分、Franprix・Monoprixで買い物することはあると思うので、簡単に登録できるメンバーシップに入っておくことがオススメ☆
Franprix Bibi:https://www.franprix.fr/bibi/decouvrir
La Carte Monoprix:https://www.monoprix.fr/decouvrir-la-carte

お買い上げから20%オフとか意外とよくある。

2. メトロ定期券のオススメ

パリのメトロの定期券はNavigoと呼ばれ、
・大人であれば、大人用の年間パス「Navigo Annuel」(827€)を、
・25歳以下の学生であれば、学生の年間パス「Imagine R」(350€)を、
選ぶことが多いかと思います。

(パリは、定期も美術館も映画も、「学生料金」=25歳以下。26歳以上だと悲しいところ(笑))

でも、意外と知られていない大人へのオススメプランが、「Navigo Liberte+」

Liberte+は、日本のPASMO・SUICAチャージ式のように、乗った分だけ引かれていく方式。

重要なのは、
・通常1.90€のところ、一回分が1.49€に割引される
・1日に7.50€以上引かれない(=1日に6回以上メトロに乗る場合、一律で1日7.50€になる)

つまり、コロナであんまり通学・通勤しない場合、自転車を持っていて毎日メトロに乗るわけではない場合などは、年間パスよりLiberte+の方が圧倒的にお得になる場合があります。

私も最初は年間パスに登録していましたが、これを知ってからLiberte+に変更しました。

3. 薬局のオススメ

パリの薬局では、薬以外にも、スキンケア・ヘアケアアイテムをよく買いに行くかと思います。

日本でも人気の高いAvène、La Roche‐Posay、Nuxeなどの保湿クリーム、日焼け止め、洗顔などなどを買う場合、

同じ「薬局」でもPharmacieよりParapharmacieの方が安いらしいです!

〔Pharmacie vs. Parapharmacie - 両方が合体しているところも〕

例えば、La Roche-Posayの日焼け止めが100mlで16€して「ひいいい高い!」と思っていたら、友人はParapharmacieで250mlのを8€で買ったそう。値段違いすぎ!笑

Pharmacieの方が提供できる薬の種類は多いものの、Parapharmacieは美容系商品にフォーカスしている分、スキンケア・ヘアケアになると、同じ商品でもParapharmacieの方がより安く売れるんだそうです。

4. フランス語学学校のオススメ

やはりフランスに引っ越すからには、フランス語を鍛えようと、語学学校に通うことも多いのではないでしょうか。

「パリ フランス語 学校」あたりでググると、有名なAlliance Française、パリカトリック大学、ソルボンヌ大学、Eurocentresなどの情報は出てくるのですが…

一番安くて穴場なのは、パリ市の市民講座「Les Cours Municipaux d'Adultes」です!

これは私も知らなかったのでまだ通えてないのですが、パリ市が提供しているフランス語授業なので、破格的に安く、なんと週4回の授業を4か月で270€!

参考として比較すると、私が通ったInstitut Langue Françaisは、同じ週4回の授業を4か月で1330€…
(これでもAlliançe Francaiseとかより全然安いほうなのですが…)

もう一つ、ISMACというところも、4か月800€でかなりの安さです。

知れば知るほど、もっと安い語学学校がたくさんあった…!

6. 絶対に逃したくないパリの年間イベント

1年に1~2度とかの楽しいイベントがたくさんあるので、「え、終わってた…」とならないために把握しておきましょう(笑)

■ 7月14日:フランス革命記念日(Quartorze Julliet)

エッフェル塔の花火を中心に、パリ中が(というかフランス中が)ものすごくお祝いムードになります(笑)

エッフェル塔の花火を見るオススメスポットは、
定番(大混雑)のChamp de Mars:エッフェル塔真向いなので最高のビューですが、かなりの覚悟での場所取りが必要。
穴場のPlace Vauban:Invalidesのナポレオンの墓の前の開けたエリア。Champ de Marsから少し離れるものの、まだエッフェル塔に近めなのでよく見える。
・少し離れてるけど人気なところ:Parc des Buttes-Chaumont(19区)とJardin des Tuileries(1区)は、エッフェル塔から離れる分、迫力感は薄れるものの、まだきれいにエッフェル塔の全貌を眺められるため、多くの人が集まる。

■ 9月の第3週末:ヨーロッパ文化遺産の日(Les Journées de Patrimoine)

1年に1度、この週末には、パリ中(なんならフランス中<ヨーロッパ中)の文化遺産・美術館・図書館などの施設が無料開放されます!

一番の人気は、この週末だけ特別開放される大統領官邸のエリゼ宮殿(Palais de l'Elysée)とフランス司法省(Ministère de la Justice)

予約が必要ないところも多いのですが、一番人気の上記2つはもちろん、事前予約が必要な場所もあるので、事前にイベントページをチェックして、予約等しておくことが重要です。

■ 10月の第1土曜日:白夜祭(La Nuit Blanche)

1年に1度、この日にもパリ中の施設が無料開放されます。

上記の「文化遺産の日」に似ているのですが、アイディアとしては「夜通しパリを楽しめる日(徹夜する日)」なので、イベントが19時から朝方3時くらいまでずっとやっています。

■ その他にも、年に2度の大セール「Soldes」や、美術館・文化施設が毎月第一日曜日だけ無料になるイベントなども。

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今後も随時アップデートしたいなと思いますが、とりあえず「パリ生活の初めから知っておきたかった!」という情報をまとめてみました。

誰かのお役に立てますように(笑)

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