フランス語で演劇日記:配役決めの日。
今月頭から通い始めたフランス語の演劇クラス、イースター休暇をはさんで3日目。
DAY3
今日は《期末公演の役決めの日!!!》でした。いや、ほんと急に。
みんなも「きょ、きょう…?」と言った感じで緊張気味w
とはいえ、事前に台本も共有されなければ、候補の役も一切言われておらず、その場で63ページの台本を手に、「はい、これ読んでみて」みたいなスタイルでした。
先生!!!無理です!!!
いや、コールドリーディングはよくあることだけど、まだ辞書を片手に調べながらじゃないと戯曲は読めない中、一発目で演じろって言われても…(泣)
結果、内容60%くらいしか理解できていない中、分からないセリフはほぼ棒読みで読む羽目に。
ちゃんと準備さえできれば、何百倍も上手く読んでみてやるのに……!!!と思いながら、悔しいけど仕方がない。
そもそも戯曲の中には、2つほど明らかに「小さめ」の役があって、先生はどちらかを私に渡す気なんだろうなと悟っていました。
案の定、私は最後にちょこっと出てくる役に。
3日間与えてくれれば、まだアクセントはあっても、聞き取れるフランス語で、他の役も全うできることを示せる。
でも、この場ではハンデが大きすぎて、先生もそれ以上の役を「この子に任せられる」と言えないのも確か。
くぅぅぅぅっ!!
そんな中、「大きめ」の役が一つずつ決まっていって、主役は一人ではなくダブルキャストにしよう、とか色々調整をしていると、もう一つの「小さめ」の役が空いた瞬間が。
先生が「他のクラスから人を引っ張ってくるかー」とか言い出したので、とっさに攻めの姿勢に出ることに。
「先生、あくまで一案ですが、私、2役できますっ!!」
すると先生が、「おおー、じゃあ読んでみる?」と言ってくれて、その場で読んでみることに。
幸い、こっちの役はなんとなく話が理解できていたので、棒読みになることはなく、なんと2行読んだだけで「うん、これ、ひろみで」と言ってくれました。
他のクラスメートも、「うん、ピッタリじゃん~」と相槌を打ってくれて。
提案して…よかった…。
2役もらえると、私も急に身が引き締まる思いのする課題量。
そう、せっかくの公演なんだから、これくらい挑戦したい!!
そんなこんなでフランス語授業の1ヵ月目が終わりました。
残り2か月。まだまだたくさん学びがありそうです!☆