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「おしゃべりアート」in 「第3回 朝里川 桜咲く 現代アート展」 その2

ながら公園(小樽市新光新光5丁目6)で行う「おしゃべりアート」の2日目。
あいにくの曇天。今日の先行きを暗示しているのか⁈今日は5月18日(木)の平日。集まってくれる方がいらっしゃるのか不安です。


さぁ、準備しましょう!

ヤキモキしている間に10分前。
そこへ近隣の歩く会のみなさんが通りかかりました。

午前、はじまりました!

阿部典英氏の「ネエ ダンナサン あるいは 断・弾・壇」、「ネエ ダンナサン あるいは 静・緩・歩」の2作品から始まりました。
カタチがなまこに見える。遠目で見ると軍艦島に見えた。手榴弾に見える。上で尖っているのは矢? それとも色鉛筆? 心が穏やかな人は鉛筆に見えるのでは?? などなど。


渡辺行夫氏「土の声」

土の中で繋がっている。頭部を突き出して吠えている。ミミズみたいに見えた。生き物。でも根っこも見える。根元に生命力を感じる。土の中で根が張っているようだ。と生き物説が多かったです。


渡辺行夫氏「地上根」


Kit_A氏「Reroadcone」

ひとつ一つ見ないとわからない! 何を表してるのかしら? 隣のコーンとの間隔はどんな意味があるの? と考えを巡らせて、「小樽」と書いてあるから地図かしら。こっちはヨットが描いてある。題材にコーンを使うという発想が面白い!
人が違えば見方が違うのは当然ですが、毎回様々な意見が出て面白い作品です。


たくさんの人にお集まりいただいて午前中は無事終了しました。



作家の阿部典英氏と作品を見ながら

午後は悶々とした時間を過ごしました。間際になっても関係者以外見当たらず…。監視員をしていた方にお声をかけ、会場で歓談中だった作家の阿部典英氏と事務局の佐々木さんにもご参加をお願いしました。
珍しく男性の方ばかりで開始です。作家本人の前で、作品について自由に発言するのは難しいかな? と思われたのですが、そこは今回で3回目ということもあってか、気心が知れているのかお話が弾みます。
と、そこへ近隣の町内会の方が展覧会を見学にいらっしゃいました。



一気に華やいだ感じです


仕切り直してまずはごあいさつから

皆さんのご意見は、鯨の親子。今の時代の世相を表している。ウクライナ。なまことペン。ペンは何を表している? 怒ってる! ペンは武器より強いということを表している。今は武器で争っているけれど、私たちの力で変えられるかもしれない。様々な意見がどんどん飛び出してきました。



阿部典英さん登場!

最後は、作家の阿部典英さんにみなさんからの質問に答えていただきました。
阿部典英さん、本当にありがとうございました。


午前も午後も地元の方と大勢お会いすることができました。(事務局の方が今朝SNSで私たちの告知をしてくださったおかげです)
昼食も地元の方がご自宅に招いてくださり、美味しいコーヒーをいただきながらこの展覧会や地元のイベントの話を聞かせてくださいました。
みなさんは、自分たちの住んでいる近くの公園に突如アート作品が並ぶという非日常を目一杯楽しんでいらっしゃいましたし、この機会をとても貴重なものだと実感しているようでした。ただ、みなさん作品が何を表現しているのか、どう理解したら良いのか、と自問自答されて…結局わからない、難しいと思っていらしたようです。
今日いろんな方の様々な意見に触れて、面白いねと、楽しいね思っていただけたら幸いです。


本日もみなさまのおかげて素敵な出会いがあり、多くのことを学びました。
作家の阿部典英さん、我儘なお願いにもかかわらずご協力いただきありがとうございました。
事務局のみなさまのご尽力に感謝しております。


5月19日(金)は初の試みのキャンドルナイト。17時~20時までです。
夜の装いでまた違った発見があるかも知れません。お時間のある方は是非。

会期も残すところあと3日となりました。5月21日(日)までです。
まだご覧になっていない方は、ぜひ現地でご覧ください。


詳細はコチラから
第3回 朝里川 桜咲く 現代アート展   

ながら公園:小樽市新光5丁目6

新光南会館 :小樽市新光5丁目5-7



来年も来たいね😆

写真/  藤田・三宅・はせがわ、文/ はせがわ

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