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おしゃべりアート@北海道立近代美術館 ④
こんにちは。
前回の続き、展示室Aから作品を紹介をします。
現在会期中の「星の瞬間 アーティストとミュージアムが読み直す、Hokkaido」は、現代アーティスト9名の作品と、10名の学芸員によるコレクション研究の成果とその作品を一階の展示フロア全てを使って一堂に展示しています。
総勢19名の展示は広い展示会場をゆったりと使っていて、見応え充分です。
私たちは、現代アーティスト9名の展示で「おしゃべりアート」を行います。
本番はいよいよ今週末の2月1日(土)です。
同展覧会の現代アートの展示を紹介しながら、個人的な感想をかきます。
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現代美術家 今村育子「臍でつながる女」× 三岸節子 「摩周湖」
今村氏の展示は、通常美術館で作品を展示している大きなガラスケース2基である。私たちはそのガラスケースの中に入る。「自身の内側」と「自身の外側の世界」がある。一巡してみる。その後もう一度入ってみる。見えなかったものがみえてくる。入るたびに気づくことがある。
「自身の内側」をガラス張りにして外からも見えるようにしているのは、オープンな人柄の現れだろうか。
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現代美術家 風間天心「Invisible faith」 × 俣野第四郎 × 林竹治郎
俣野第四郎 作品:「梨果図」「静物(2)」「静物図」
林竹治郎 作品:「朝の祈り」
今どき仏壇のある家などあるのだろうか。いろんなデザインがあることに驚く。祀ることの美しさ。供物が水引で作られていてキラキラ輝いている。静物画に描かれているものと同じか?頭上には筋肉質のキリスト像。信仰とは…何を信じる?と考える前に眩い水引に目を奪われる。
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現代美術家 高橋喜代史「わたし山」 × 花田和治「手稲山」「水辺にて」
高橋は言葉や文字を使った作品が多い。今回の作品もモニターに映し出される言葉が面白い。ブースも靴を脱いでくつろげ、ゆったり作品を見ることができる。
多様な表現者たちの現代アートの展示はこれで終わりです。
この他に「北海道の美術」コレクションと学芸員によるコレクションの研究の成果が展示されています。
また、ここから2階に上がって「変貌する20世紀ヨーロッパ・ガラス」展を見ることができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1737991254-favLdXW4EBZ7PrATIDJheRHS.jpg?width=1200)
「おしゃべりアート」2月1日(土)10:30~ と14:30~
ブールデルの彫刻「力」の前でお会いしましょう!!
1回30分。2〜3作品の鑑賞を予定しております。
展覧会情報はこちらから
次回は「おしゃべりアート」のイベント本番について書く予定です。
今の気持ちは、楽しみ半分、ドキドキ半分…どうなるのでしょう。