Flat and Dynamism 2024今年も参加しました!
昨年に引き続き今年も美術家川上りえさんのFlat and Dynamismの制作作業に参加しました。
今回はちょっとした小旅行です。札幌からJR特急で1時間25分で旭川駅につきます。
旭川駅の南側は緑の深いあさひかわ北彩都ガーデンと直結していて川のある駅舎としても有名だそうです。
ちょうど構内にある中原悌二郎記念旭川市彫刻美術館ステーションギャラリーで『川からのまちづくり展「北彩都あさひかわ」の30年』展を開催していました。駅舎内にはカフェテリアのようにテーブルと椅子があちこちにあり、木製のベンチもたくさん配置されゆったりとした空間を作りだしています。ゆっくり座っていたい気分になりました。
旭川駅からバスに乗って、大きな商業施設に立ち寄り、のどかな田園風景、水田と景色は変わり目的地につきました。
写真のまち東川町です。
せんとぴゅあは、東川小学校の跡地で、広い校庭には素敵な町複合交流施設が立ち、旧校舎は、ギャラリー、東川町立東川日本語学校として利用されています。
測量が済み、ライン取りがされ、樹木にはチョークがついています。
Flat and Dynamismは2021年「イコロの森ミーツ・アート2021」からスタートしました。(https://www.ikor-meetsart.com)イコロの森では、森林の中に水平線が出現、2023年の札幌モエレ沼公園では、カラマツ林に水平線が現れました。(https://moerenumapark.jp/2023-07-09_rie_kawakami/)
そして今年のせんとぴゅあは、樹木だけでなく、敷地内の建物から、まちのお店や郵便局、郵便ポストにまで水平線が描かれています。
アートプロジェクトがまちにまで広がりました。場所を提供してくださったまちの皆さんのご協力はもちろん、作業中にわたしたちに声をかけてくれて一緒に作業してくださったみなさんも含めて大勢の皆さんと一緒に作れたことがとてもとても良い経験になりました。アートがまちの人々と私たちを繋いでくれました。
残念ながら私は2日間しか作業できなかったのですが、ワークショップも盛況のうちに終了し、会期が始まっています。
詳細はこちらからご覧いただけます。(HORIPRO SPEED YouTubeチャンネルより) とてもPOPな動画です。
校庭?の中央にある大雪山を模した川上りえさんの作品です。
作品にも水平線が引かれていて、建物の水平と合っています(スゴイ!)
せんとぴゅあの周辺には、開拓記念羽衣公園や東川町文化ギャラリーなどがあり、道の駅ひがしかわ「道草館」やベーカリーショップも近くに点在していて散策するのも楽しい町です。
せんとぴゅあの敷地内に子どもたちがたくさん集まっていたので覗いてみると…
とても楽しいプチ旅行になりました。
開催は6月27日(木)まで。お時間のある方はぜひご覧ください。
(写真:inagaki megumi・はせがわひろみ)