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注目の軒先ビジネス、空きスペース活用ビジネスって何?儲かるの?! #7

2019年の後半あたりから、空きスペースを利用したビジネスとして「軒先ビジネス」や「坪ビジネス」という言葉をよく聞くようになりました。ここでは軒先ビジネスや狭小の空きスペースを利用したビジネスとは何か、どうすれば営業できる場所を見つけることができるのか、実際のところ儲かるのか、について話したいと思います。

私自身が、京都嵐山でビルの階段下倉庫を改装し飲料(ティーソーダ)の販売を始めた経験もまじえ、お伝えします。


注目の軒先ビジネス、空きスペース活用ビジネスって何?儲かるの?!

軒先ビジネス・空きスペース活用ビジネスとは?

軒先ビジネス・空きスペース活用ビジネスとは、通常見過ごしがちな空きスペースを活用して効果的にお金を生み出すビジネスのことです。お店の軒先、ビルの通路や倉庫、階段下スペースなど探せば小さなスペースをたくさん見つけることができます。

小さなスペースだからこそ、地代を安くし、利幅を増やすことができます。ただしスペースが限られていますので大きな設備は置けないなど制限があることも事実です。そこはアイデアと発想の転換で今の時代にあったビジネスを構築することで独自のビジネスを展開することが可能になります。

そして、この軒先ビジネスや坪ビジネスの最大の魅力は初期投資が少なくてすむことです。初期投資が少ないということは、手応えがあれば多店舗展開も短いスパンで可能になりますし、業種の違うビジネスを並行して走らせ、業績をみながら取捨選択することも可能です。流れの早い今の時代にあったビジネスのやり方と言えます。

最近では、「軒先ビジネス」や「坪ビジネス」という言葉をよく聞くようになりました。実際、移動販売店(軽自動車やトラックを改造した移動式のお店)を街でも至る所で見かけるようになりましたね。

その背景として、シェアリングエコノミーが謳われ(空いている土地やスペースをシェアする)社会に定着してきたこと、将来の雇用への不安からくる収入確保、副業解禁の流れから収入を増やすための情報が増えてきたことがあげられます。

※シェアリングエコノミーとは、ヒト・モノ・場所・乗り物など、個人が所有する資産を、インターネットを介して個人間で貸し借りや交換することで成り立つ経済の仕組み。

私が京都嵐山で坪ビジネスを始めたのが2018年。その頃、坪ビジネスは一部注目はされていましたが、ここまで急速にもてはやされるようになるとは思っていませんでした。それだけ、需要があるのですね。

この空きスペースを活用したビジネスですが、アイデア次第で様々なビジネスが展開できます。逆に言うとアイデアが重要です。多様化している現在、既存のサービスではなく、新しい発想でいかにお客さんに届くサービス(嬉しい)を提供できるか、が鍵だと思います。ものを売る背景にある「何を提供するのか?」というサービスが以前にも増して、とても大切な時代に入っています。多様化してるからこそ、発想の転換が必要です。


営業するための場所の確保

そのサービスをなんらかの形にしてビジネスを行うわけですが、そのためにはサービスを提供するための場所が必要になってきます。以前であればその場所を確保するには、不動産屋に足を運び、敷金や礼金を払い数年単位の賃貸契約を結ばなければなりませんでした。これでは時代の流れが早い現在では先行きが見えにくく、リスクを抱えることになります。しかも公開されている物件は、通常のテナントですので専有面積が広すぎる物件が殆どです。コンパクトなスペースで大きく稼ぐのが、このビジネスの重要なポイントです。ビジネスを始める時には、極力リスクは抑えたいもの。これでは出店へのハードルが高くなります。

更に新しくビジネスを始めるにあたっては、売れるかどうか分からないので実験的に販売をしてみたい、狭いスペースで良いから安く借りたい、繁華街や人通りのある集客のしやすい場所で販売したい、など一昔前とはニーズが変わってきています。

そこで、ビルや土地オーナーは空いてるスペースを貸して収益をあげたい、そこを借りて商売を始めたい、そんな双方の思いを叶える夢のようなマッチングサービスが最近、充実してきました。


マッチングサービスサイトの利用

「軒先ビジネス」〜貸しスペース予約サイト〜

その一つが「軒先ビジネス」というサイトです。その名の通り、空いているスペースである軒先を貸し出して、貸し主、借りる人両方にメリットのあるマッチングサイトです。数千円で1日単位で借りることができますので、フリーマーケットに出店するような気分で自分のお店を持つことができます。

私自身も掲載する側として利用したことがあります。


「空きスペースのマッチングサイト」

そして、こちらは空いている部屋を1時間単位で貸し借りすることの出来る「スペースマーケット」というサイトです。会議や打ち合わせ、パーティなどに使うことができます。中にはキッチン付きの部屋、ソファやゲームを楽しむグッズが揃っている部屋もあります。用途や立地、予算と合わせながら借りることができるのが魅力です。

登録は無料で年会費も要りませんので、いざという時のために登録しておいてもいいですね。


実際、儲かるの?!

何事もやる人とやり方次第なのですが、初期投資が少ないこと、固定費を抑えることができるため利幅を稼げること、貸し場所は定期的な契約ではなく都度申込みのため、出店の時期や期間をコントロールしやすい、狭いがために商品点数が少ない=お客さんの反応を見ながら入れ替えが容易など、軒先ビジネスや坪ビジネスは稼ぐための要素がたくさん詰まっています。

もし、これから出店を考えている、アイデアが欲しい、相談したいなどありましたらご連絡ください。


まとめ

最近は物事の移り変わり、流行が早いです。ビジネスにおいても、その流れにあわせた変化を求められます。それに対応するためにも、実験的に販売をし結果を見られることは大変重要なことであり、ビジネス展開の自信に繋がります。

軒先ビジネスで週末を利用してお客さんの生の声を集めSNSでの話題づくりをして、実際の主力販売はインターネット通販という形は最強かも知れません。

このようなサイトのマッチングサービスをうまく利用されては如何でしょうか?


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